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読書紹介板
1056
:
アクエリアン
:2018/08/19(日) 21:56:33
5つ星のうち4.0
「100の語源で10,000語が身につく!」2018年6月19日
形式: 単行本(ソフトカバー)
Amazonで購入させていただきました。
著者は、清水建二(しみず・けんじ)さんとすずきひろしさん、イラストを描いていらっしゃるのは本間昭文(ほんま・あきふみ)さんです。
本書奥付によりますと、清水さんは「現在は埼玉県立白岡高校教諭」で、すずきさんは「英語講師、英語教材開発者、イラストレーター」で、本間さんは「フリーイラストレーターとして広告・書籍分野を中心に活動中」とあります。
同じ奥付によると、清水さんが文章を、すずきさんがイラストの原案を、本間さんが作画を担当、とあります。
ぼくは30代ですが、大学受験の際、故・森一郎さんの『試験に出る英単語』(青春新書、1997)を使っていました。
その本には巻末に英単語の覚え方として、接頭辞、接尾辞等の意味が書いてあり、未知の単語に出会ってもだいたいの意味はつかめるようにできていました。
ぼく自身、単語力がまったくなかったのですが、『試験に出る英単語』のおかけで無事、志望校に合格することができました。
森さんには『頭に残る1062語 英単語はこう覚える』(青春新書、1993)という本があり、それがまさに本書『英単語の語源図鑑』と同じコンセプトではあるまいか、と思った次第です。
本書は森さんの本と同じように、接頭辞・語根・接尾辞を解説することで、単語を丸暗記するのではなく、覚えやすくするとともに、忘れにくくすることを目論んでいます。
と同時に、森さんの本と違って、イラストつきですから、実際覚えやすいです。
ちなみに、接頭辞・語根・接尾辞に関しては、本書7ページの解説を利用させていただくのなら以下のようになります。
・接頭辞→主に語の先頭について方向や位置関係・時間関係、強調や否定などを表すもの
・語根→主に語の真ん中に来てその単語の意味の中核を表すもの
・接尾辞→単語の最後に付いて単語の品詞の機能や意味を付加するもの
同じ7ページの例を使いますと、こうなります。
”attraction"という語は、接頭辞が"at"で「ad(〜の方へ)の異型)」で、語根が"tract"で「引く」という意味、接尾辞は"ion"で「名詞をつくる」機能です。つまり、全体として「引き付けるもの」という意味となり、結局、「魅力」という訳語に落ち着きます。
本書に関して不満を挙げるとすれば、帯に「お勉強感ゼロ!」とありますが、やはり接頭辞等の意味は覚えなければならず、お勉強感は多少あります。
そのため、星は1つ減じました。
とはいえ「100の語源で10,000語が身につく!」(本書帯より)というのは確かに魅力的で、「ネイティブの平均語彙数は3万語、東京大学の入試合格に必要なのは6000語だと言われています」(p.4)とあるように、大学受験生〜ビジネスパーソンまで幅広く使える本だと思われます。
ぼく自身、この本を何度も読み込んで、10,000万語を身につけたいと思っています。
ちなみに本書は、奥付まで含めて288ページですが、多少お勉強感はあるとはいえ、リーダブルですし、見開き2ページで学べて細切れ時間でも有効に取り組めます。
索引がついているところも嬉しい限りです。
いままでの単語集にあきたりなかった方々に、オススメです。
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