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52うのはな:2013/07/04(木) 13:12:37
294 :うのはな:2012/01/10(火) 16:45:54 ID:El6gIMAwネットと「世論」の関係を垣間見る現象が09年8月の総選挙で見られた。
自民党は選挙戦略の一つとして、民主党に対するネガティブキャンペーンを行なった。
麻生首相は「予算の裏付けのないばら撒き」と民主党を攻撃、インターネットでは鳩山由紀夫民主党代表を
揶揄する動画を流した。
 衆院解散直前の7月17日に公開されたのが「プロポーズ編」だ。
長さ30秒程のアニメーションで、レストランで男性が女性にプロポーズするシーンを描いている。
この男性の髪型、顔の作りが民主党代表・鳩山氏そっくり。
窓の外の夜景には国会議事堂も見える。

「ボクに交代してみないか?出産や子育ての費用も教育費も、老後の生活費も介護の費用も、ボクに
任せれば全部OKさ!」と女性に持ちかける。
「お金は大丈夫?」と質問されると「細かいことは結婚してから考えるよ!」といい、
「えぇぇぇ??」と驚かれてしまう。
最後は、「根拠のない自信に人生を預けられますか?根拠がある。自民党」というナレーションで締めくくられている。
ヤフーのコメント欄は、これを面白がるコメントで賑わったこれに限らず、民主党関連の記事には、民主党を攻撃するコメントが
集中していた。2ちゃんねるを始めとしたネットでは、ネガティブキャンペーンはそれなりに成功しているかに見えた。
しかし、選挙結果は民主党の大勝。

開票日翌日の朝のテレビワイドショー。首都圏の小選挙区では数少ない自民党当選議員の河野太郎氏と平沢勝栄氏が、ネガティブキャンペーンが
マイナスに働いたと語っていた。選挙運動中に肌で感じたのだろう。ネットのネガティブキャンペーン「世論」は、
選挙の投票行動「世論」とは、別物だったのである。

「ネットの炎上力」 蜷川真夫 著


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