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3758
:
転載
:2020/06/17(水) 10:40:54
仲哀8年秋9月5日に、仲哀天皇は群臣たちを召して、熊襲攻撃について協議させました。
その時、皇后に神が懸かって神託がありました。
「天皇よ、どうして熊襲が服従しないのを憂うのか。
そこは例えれば、肉のついていない背中のように痩せた国であるぞ。
兵を挙げて討つほどの国であろうか。この国より宝がある国がある。
例えれば、乙女の眉のように弧を描いた国で、
我が国の津に向き合った所にある。
眼もくらむ金・銀、美しい色が沢山その国にはある。
その名をタクブスマ(タクの木の繊維で作った布団が白い、
その白色の名を持つ)新羅の国という。
もし我を良く祭れば、刃に血を塗る事なく、その国はおのずと降服するであろう。
また熊襲も服従するであろう。
われを祭るには、天皇の御船と穴門の直(あたい)ホムタチの献上した
大田水田を供えよ。」
と言いました。
天皇は神託を聞いて、疑いました。
すぐに高い山に登って、はるかに大海を望みましたが、広々として国は見えません。
天皇は神に答えました。
「私が見渡すと、海ばかりで国は有りませんでした。
大空に国がある訳でもありますまい。
どこの神が私をだまそうとしているのですか。
もともと私の皇祖の諸天皇たちからずっと天地の神々を祭って来ました。
どうして、それに漏れた神があるのでしょうか。」と。
すると、再び神が皇后に懸かって、
「天にある水鏡をのぞくように、われが天から下界を見ている国であるのに、
どうして国が無いなぞと、私の言葉をそしるのだ。
そなた天皇がそんな事を言って、最後まで信じなければ、
そなたはその国を得る事は出来まい。
ただ、皇后がようやく身ごもったので、その子が手に入れることになるであろう。」
と言いました。
しかし天皇はやはり信じないで、強引に熊襲を攻撃しました。
勝つ事が出来ないで戻って来ました。 (日本書紀)
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