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非武装信仰板

1787シャンソン:2019/08/23(金) 16:03:51
     ありがとうの印、それが神社

 ここでは、僕に付いている黒龍さんにご登場いただき、お話をしていただきたいと思います。
黒龍さんは僕と同様に頭が固く、他の龍神様と馴染めずに独りよがりで影のような身体の落ちこぼれの龍神様でした。
しかし、僕と一緒に数々の試練を乗り越えて立派な龍神様に成長したのです。

 理論的な説明が得意で、わかりづらいガガさんの説明をわかりやすく説明してくれます。僕たちもとても助かっています。
「では、黒龍さん。よろしくお願いします」僕はペコリと頭を下げる。
「こちらこそ、よろしくお願いします」丁寧な物腰に僕もちょっと安心する。

「ではまず、なぜ龍神様が日本に多いのか?日本人を助けてくれるのかを教えてください」
「よろしいでしょう」黒龍さんはそう言って頷くと、ゆっくりと解説を始める。
「日本には古来『八百万の神様』という概念が息づいています。どういうことかと言いますと、この世にあるすべてのものを指すのです。
動植物だけでなく鉱物や人間の動作一つひとつにまで神様が宿っているという考えです」

 山の神、海の神、火の神、水の神。太陽や月はもちろん裁縫の神や財と福を招く神。そしてついには、貧乏神や厄病神まで。
「なるほど。では僕たちは、常に神様に囲まれて日々の生活を営んでいるということでしょうか?」
「その通りです」
黒龍さんはそう言ってニッコリと微笑んだ。

「実はこれは、この日本が特殊な環境の国であることも関係しています。海のプレートと陸のプレートの4つがひしめく国。津波などの災害が昔からとにかく多いんですよね」
僕の言葉に黒龍さんも真剣な顔で顎を引いた。そう、日本には多くの災害を繰り返してきた歴史があるのだ。


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