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非武装信仰板
1623
:
神原康弥の詩
:2019/03/05(火) 19:33:14
夜明けの日
わたくしは
一生のお願いをした。
「母とともにお役目を
全うせし日には
歩ける足が欲しいのです」
神は言った。
「歩ける足が何になるか。
あなたの足はそばに眠る母が用をなすだろう。
母とともに生ける日に
足なぞいらぬ、
足の代わりに
真理を見る目を授けよう。
真理の目を足にせよ」
「真理の目の代わりに
指に伝わりし力は永遠なり。
ふたりの宝になるだろう」
その声を聞いて眠る母の目に
涙があふれぬように
私は眠る。
真実を見し友が
集まる日を夢みて
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