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非武装信仰板

1493シャンソン:2018/05/16(水) 09:39:14
     悪いところも「好き」って言えますか?

 ここでぼくの人生についてちょっと話すと、ぼくのお母さんはキリスト教の牧師で、
とにかく忙しい人だったんです。ぼくを怒ったりする人じゃなかったんだよね。お姉ちゃんには
怒ってたんだけど、ぼくは怒られた記憶がないくらい、怒られなかった。

 ぼくが小学1年生の時に、お母さんが甲状腺がんになるんです。
だからぼくはいじめられている時も、お母さんに迷惑をかけちゃいけないと思ってずっとお母さんに言わなかった。
だけどつらくて死にたいなって思って、2回自殺未遂したんです。でも、その時もお母さんには心配をかけると思って言わなかった。

 中学の時学校に行かなくなって、引きこもりになってる時も、お母さんには何も言わなかった。お母さんはそれでも怒らなかったんです。
高校の時手をつけられないくらいの不良になって、警察に何回もつかまるんだけど、その時もお母さんは1回も警察に迎えに来なかったんです。未成年で
警察に何回も引っ張られるのはよほどのことなんだけど、お母さんは来なかったのね。

 ぼくは2016年『情熱大陸』ってドキュメンタリー番組に出たんだけど、最後はお母さんのインタビューだったんです。
それでインタビューアーの人がお母さんにその時のことをどう思うかって聞いたら、お母さんにその時のことをどう思うかって聞いたら、お母さんは「小学校の時は友だちがいっぱいいて、
すごいいい子でした。高校の時は美術部でした」って言い出したのね。

 ぼくは「いや、お母さん、何を話してもいいけど、ウソをつくのはやめようよ」って言った。
ぼくは小学校の時ものすごいいじめられてたし、高校の時にものすごく悪くなったから。
でもお母さんは知らなかったんだよね。ぼくが言わなかったから。

 それでぼくが「小学校の時に唇をかみ切ろうとしてたよね。だからぼく、まだ唇にこうやってアザが残ってるんだよ。お母さん、唇噛むのやめなさいってよく言ってたじゃん」って言って見せたら、お母さんは
「あっ、そういえば唇噛んでた」って言った。「それはタラコ唇っていじめられてたからだよ。あと、お母さんが買ってくれたスゥェットのズボンあるじゃん。そのスウェットのズボン履いてる時、好きな子の前で脱がされたことがあったんだよ」
って言ったら、お母さんは「ああ、そうなんだ」、って。

 そうしてぼくが高校の時に美術部だったって言ったのは、必修科目で音楽か美術を選ばなくちゃいけなくてぼくが美術を選んでたから美術部だと思ってたらしい。いや、目を背けてたんだよね。
そのあと、お母さんは「高校の時から絵本を描いていました」って言いだしたんだよ。
「いや、高校の時は絵本描いてないよ」って言ったら、「いや、あなたは描いてた」って言う。

 それでわかった。お母さんはぼくのことを「この子はいい子だ」って決めつけてたんだよね。
でも、子どもとしては、「いいところと悪いところがあって自分だよ」って知ってほしかった。
お母さんははじめてホントのことをぼくから伝えられて、ショックで次の日入院してしまった。


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