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非武装信仰板

1479👼:2018/04/15(日) 22:18:20

ギャレットがリーディングのことをあまりよく思っていないのはわかっていた。
霊能力については、ずっと柔軟な姿勢で支えてくれていたけれど、リーディングが生活の大きな一部を
占めるようになると、心配になったようだ。

「悪魔につながらないって、どうやって保証できる?」そう聞いてきた。
そう思う気持ちもよくわかったけれど、わたしにいえることは、悪魔ではないことがわかる、ということだけだった。
リーディングでやってくるメッセージはどれも美しくて、愛に満ちていたから。けれども、このときわたしはまだリーディングをたくさん
やっていたわけではなかった。どれもいいメッセージだと思ってはいたが、もし悪いものだったら、わたしのせいで家にとんでもないものを
持ち込んでいるとしたら。

 答えは見つからなかった。そしてある日、わたしと同じくらいの年齢の女性のリーディングをした。わたしと同じように娘がいたが、その人の娘ヘイリーは、三歳で
亡くなっていた。りーディングで、わたしは圧倒的な悲しみを感じ取り、この女性がその悲しみに押しつぶされているのがわかった。この女性は娘を助けられなかったと、重い罪悪感に
苛まれていた。家に引きこもり、祝祭日も祝わず、友人にも会わないで、四六時中、苦しんでいた。

 人生と心と魂がすべてめちゃくちゃに壊れていて、生きる術を失ってしまっていた。リーディングをはじめてすぐに、「向こうの世界」から小さな女の子がやってきて、母親について教えてくれた。
娘を助けられなかったことでどんなに自分を責めているか、どんなに悲しみで凝り固まっているか。そしてお腹に手をやってみせた。何を伝えようとしているのかすぐにわかった。
「娘さんが来ています。自分が死んだのは肝臓のせいだといっています。お母さんがなんとかできるようなことではなかった、自分はこの世に長く生きる運命ではなかったのだからと。この世に生まれてきて、
無条件の愛を感じることは決められていたけれど、ずっといるさだめではなかった。

 悲しみと罪悪感をまぜこぜにしないで、といっています。罪悪感は捨ててと。娘さんを救えなくて母親として失格だと思っているかもしれないけれど、あなたは娘さんを救う役割を与えられなかったのです。あなたの役割は
ただ愛してあげることだったのです」長い沈黙のあと、電話の向こうで静かなすすり泣きが聞こえた。この女性の、かわいらしく果敢な娘がやってきて慰めている。母親が癒されるのを助けようとしている、それは本当に心を打たれる光景だった。
何日か経って、この女性から小包が届いた。

 リーディングのおかげで悲しみが癒された、また前を向いて生きていくことができそうだ、と書いてあった。娘が自分と一緒にいることがわかり、すべてが変わった、本当に久しぶりに外出して友達に会ったと。娘に命を救われたのだ。
手紙と一緒に梱包材で丁寧に包まれた何かが入っていた。小さな天使の陶器の置物だ。娘が病気になる前に、娘に似ているからと買ったものだという。娘が亡くなったあと、この陶器の天使はこの女性の宝物だった。命をもぎ取られてしまった娘との唯一の
つながりだったのだ。いまその天使をわたしに持っていてほしいという。いまでも大切なものだけれども、もう必要ないからと。

 この手紙と天使をわたしはギャレットに見せた。ギャレットは手紙を読んで、リビングを出た。しばらくして戻ってきてから、わたしの隣に座った。手に陶器の天使を持っていた。
「君のリーディングが、この人の人生を変えたんだね。悲しみでがんじがらめになっていて、引きこもってもう生きるのも嫌だと思っていた人だ。でも君と話したあと、また生きようと思ったんだね。この手紙に書いてあることは、本当に純粋で美しい話だ。まさに癒しね。
君がやっているのは、人は癒すことなんだ」

 ギャレットの言葉で、わたしの心は決まった。自分の霊能力とずっと闘ってきたけれど、この霊能力を大切にしようと思った。夫がいなければ、そう思えたかどうかはわからない。夫と一緒に、そう考えることができるようになったのだ。

 『魂の呼び声に耳をすまして』奇跡の霊能者のメッセージ ローラ・リン・ジャクソン 著


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