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非武装信仰板

1362シャンソン:2017/11/21(火) 23:53:32
      宗教は本来、霊界の教えだった

高橋) かつて鴨長明は『方丈記』を著し、この世の無常を詠いました。

 ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
 よどみに浮ぶたかたは かつ消えかつ結びて
 久しくとどまりたるためしなし
 世の中にある人とすみかと またかくのごとし

つまり、生きとし生ける生命も途絶えることなく繰り返し流転するが、元のままではない。
生まれ変わりはどこに生まれるかしれない。すべての生命体の生まれ変わりは生と死を繰り返すが、
同じことの繰り返しは難しいと言っています。

 当時、鎌倉時代は戦乱の時代でもあり、大規模な自然災害で飢饉や疫病も続き、その生はたいへんだったが、自然の法則には逆らえない。
それを乗り超えるには、祈りしかないと詠ったのです。そして、天皇をはじめ、神職、住職を筆頭に人々はひたすら祈りました。しかし、結果は思うに任せないものでした。
そうした背景から宗教や信仰も万能ではないことを人は悟ったはずです。

 宗教のなかには真実はどのくらいあるのでしょう。宗教と霊界の関係はどうなっていますか。宗教では死んでからの世界のことをよく語ります。きたさん、もう少し詳しく教えてください。

きた) 霊界に宗教はもちろんありません。私は仏教もキリスト教も知りませんが、ただ知っていることは、仏陀もキリストも、天上界の教えをそのままこの世に伝えただけだということです。
キリスト教も仏教も他の宗教も、元は天上界から降りてきた教えでしたが、それが多くの人々に伝わるうちに少しずつ変化していきました。ひとつのことを3人に伝えたら、3人は3通りの解釈で受け取りますね。
そんなふうに少しずつゆがんでいったと思います。

 しかも、そこには信者を増やそうとする組織化や、ビジネスも入ってしまいました。
本来はいいものであっても、そこにはお金や欲が絡んだ時点でゆがんでしまいます。天上界の教えは本来ひとつですから、宗教もひとつであるべきです。そうすれば揉めごとが起こることもありません。
キリストや仏陀のように、天上界から指示を受けて人間界にやってくる人はいますが、本来、天上界は、修行のために人間として生まれ変わる必要のないところですから、そんな彼らが肉体を持ってくるのはやはりたいへんだったと思います。

 『私たちは死んだらここに帰ります』 高橋呑舟×きたよしお 著


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