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非武装信仰板
1242
:
シャンソン
:2017/10/07(土) 08:55:25
うつくしい
私たちは、身体の中に楽器を持っています。
身体の中の楽器は、心臓の鼓動や脈拍、呼吸、血流、脳波や排泄のリズムといったさまざまな
サイクルの音を奏でながら、規則正しく私たちを潤してくれています。
そんな身体の内にある楽器、自然界のリズムと同調しながら、フラクタルに、美しいかたちを宿しているのです。
たとえば、私たちが一分間に呼吸する回数は約18回程度。その二倍の36は、私たちの体温。36の二倍である72は、脈拍の回数とも
重なりますし、72の二倍の144は、正常血圧の最高値の目安になるんです。
他にも、一分間の呼吸数を一日で換算すると、18回×60分×24時間=25920回ということで、この数はなんと、地球の歳差運動の25920年と
一緒になっちゃうんです。偶然といってしまえばそれまでですが、私たちは、大自然や宇宙と呼応するセンサーを、生まれたときから有していたのだと考えるほうがロマンチックだと思いませんか?
.....というか、人間はやはり大自然の一部だったと捉えるのです。
「うつくしい」という言葉のはじめに、この話を書いたのには、理由があります。
それは、自分の中かにある大自然・宇宙と呼応したとき、人は、「美しい」と感じるのではないかと考えるからなのです。
一見無秩序に存在しているようにみえる自然界のかたちにも、よく見ると規則性があり、それぞれ固有のリズムと振動を有しています。
振動は音になり、かたちになり、空間になり、世界になります。アンモナイトの形から海岸線の形まで.....それらは皆、フラクタルで現れて、空間美となります。
そんな有機的な世界にはゆらぎがあり、ときにはアシンメトリーを描いて、より美しく見えます。それは、生命が息づいているいのちの美です。
私の仕事は絵描きであるので、こうした美の感覚に、昔からとても敏感でした。かつて、自己のアイデンティテイを模索した時代、私は「人はなぜ生きるのだろうか」と
真剣に考えたことがあります。出た答えは「私は美しさに出遭ってみたかったんだ」でした。その美しさとは、単に見かけの美だけではなく、内在の美しさ--人やものや自然や出来事の中にある美でした。
そうこうしているうちに、いつのまにか絵描き・物書きになっていたんですね。
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