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非武装信仰板

1117シャンソン:2017/06/09(金) 13:45:43
   感性を大事にする生活とは「心を読む」習慣をつけること

 このところのITの進化にはめざましいものがあります。
コンピュータを使ったデータの収集、分析はあらゆる分野におよんでいますし、それが業種を
問わず、新商品の開発、あるいは新事業の開拓の基礎にもなっています。

 機械頼りでたいがいの仕事はうまくいく。そんな時代かもしれません。
しかし、ほんとうにすぐれた仕事はそれを超えたところにある、ということもたしかなことのような気がします。
世界でも最先端をいく企業に「アップル」があります。同社の製品にはその創業者の一人であった故sティーブ・ジョブズの発想が色濃く
反映されていました。そのジョブズが深く禅に傾倒していたことはよく知られています。

 ジョブズの発想の原点は、その禅の教えにあったのです。シンプルに徹するー禅の教えの根幹はそこにあります。
ジョブズの発想から生まれたアップル製品は、どれもがそのシンプルということを強く意識したものでした。搭載機能を最小限にする、デザインをできるかぎり簡素にする、
ユーザーの使いやすさを最優先する....。そうしたシンプルに徹したものづくりの姿勢が、世界を席巻したといっていいでしょう。

 ジョブズの発想はデータを基にしたものではなく、禅の教えを実践するという禅的生活から生まれたものであることは明らかです。その禅的生活が感性を豊かにし、機械を超える発想をジョブズに
もたらしたのです。大事にすべきなのは、機械が弾きだす数値化されたデータではなく、数値化できない感性でしょう。
 わたしは「禅の庭」のデザインをしていますが、その際いちばん大切にしているのは「心を読む」ということです。
「禅の庭」をつくる敷地には地心があります。同じように、捉える石には石心があり、使う植栽には木心があるのです。

 それらの心を読むことで、敷地にどのような石や植栽を配すか、石はどれくらいの大きさのものをどちらの方向に向けて据えるか、植栽はどのような位置にどんなかたちで植えるか....といったことが見えてきます。
心を読む作業は100パーセント、感性の仕事です。それが「禅の庭」のできばえを決めるのです。どんな仕事でも同じだと思います。感性が輝いていない仕事は、広く人びとの心をとらえることはできません。
感性を大事にし、磨いていきましょう。そのためには生活禅の実践です。

     『「生活禅」の作法』枡野俊明 著


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