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非武装信仰板

1072転載:2017/05/08(月) 15:18:54

所謂〝造化の三神〟は、やはり、ご祭神として勧請すべきものではなかった…! (6152)
日時:2017年05月06日 (土) 11時09分
名前:破邪顕正


『理想世界』誌・昭和40年4月号「日本文化の特質とその使命」において、尊師・谷口雅春先生は次のようにお説きになっておられます。

《先ず日本民族が発見した宇宙の真理は、存在の根元に於いて宇宙の〝御中〟に一切存在の〝主〟なるものが存在し、それが本源の神であり、それはタカミムスビと、カミムスビの陽陰の両儀となり、〝御中〟を中心又は太極として、陽陰の両儀が結び合うことによって一切のものが調和したる姿に於いて生々発展して行くことを天地の法則として捉えたのが日本民族であったのである。…

タカミムスビノ神は陽性原理の〝幽之幽の神〟であり、これがあらわれて〝幽之顕の神〟であるところのイザナギノ神として「霊的実在の世界」に於ける人格的陽神(男神)として出現せられた。

カミムスビノ神は陰性原理の〝幽之幽の神〟であり、これがあらわれて〝幽之顕の神〟であるところのイザナミノ神として「霊的実在の世界」に於ける人格的陰神(女神)として出現せられており、この男神と女神とのムスビによって自転島(おのころじま)と称する〝自転又は旋回する〟星雲や太陽系統や地球なでとが発生しているのである。…

〝幽〟とは〝カスカ〟という意味であって肉眼には見えない神秘的存在を意味するのである。

〝幽之幽の神〟はカスカの上にもカスカであって〝存在の根本〟又は普遍的な〝原理〟そのものであって、陰陽ありと雖も、それがまた原理として内在するだけで、陰陽が対立関係にあらわれていない-すなわち独神(ひとりがみ)-であって、天之御中主神と高御産巣日神と神産巣日神とは、三神即一体であって普遍する原理そのものなのである。》

ここに示されていますように、「幽之幽の神〟はカスカの上にもカスカであって〝存在の根本〟又は普遍的な〝原理〟そのものである」るのです。

それをしも、総裁は、好き勝手に勧請してしまったのです。

これが如何に谷口雅春先生の御教えに反する者であるか、ぜひ、ご理解いただきたいと切に思うものであります。


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