したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

非武装信仰板

1037シャンソン:2017/04/07(金) 17:49:35
       興聖寺

 いきなりですが正直にいいます。ここは宇治を回ったついでにふらっと立ち寄ったお寺です。
現地で〝たまたま〟もらった地図に載っていたので、このような名前のお寺があるのかと知り、さらに時間が少し余ったため、
「ちょっと行ってみるかな」と、もう本当についでのついでに訪れたお寺なのです。

 予備知識どころか、それまで名前も存在すら知りませんでした。
総門をくぐると長い参道があります。両側が低い石垣になっていて、小さな川が傍に流れています。風情のある参道で、それを味わいながら歩くと
200メートルがあっという間です。

 2番目の門、山門をくぐると見事な庭園が目の前に広がっています。
仏様の波動のおかげもありますが、心を癒す境内となっていました。妙に落ち着く〜、という造りです。私が訪れたのはすでに夕方だったせいか、参拝者は誰もいませんでした。
正面に本堂があります。手を合わせてみましたが、ご本尊は布で隠れてよく見えませんでした。お堂の外からの参拝なので遠いし、仏様がどなたなのかわからなければ話しかけようがなくて....
ん〜、ま、いいか、お庭を見せてもらうだけで、と諦めた時でした。

「おい」と聞こえます。左のほうから。行ってみると、なんとも不思議な像がありました。失礼ながら私は喜んでおそばに行くという気持ちではありませんでした。
失礼ながら私は喜んでおそばに行くという気持ちではありませんでした。
遠目に見ると、顔が黒っぽい仏像です。どこか南方から来た仏様?という感じです。ものすごく日焼けしていらっしゃいますよねぇ、と言いたくなるお顔の色なのです。
しかも意地悪そうな印象で(きゃ〜、こんなことを書いて大丈夫でしょうか。怒られませんように)キツイ顔に見えます。仏様とは思えませんでした。

 仏様は「三面大黒尊天」となっていました。大黒様なのか.....インドの?などと、しつこく思ってしまいます。
顔が黒いので。あちこちで見るごとく一般の大黒様とは顔が全然違います。大黒様のほうも私をじいぃぃーっと無言で見ていました。
「ちょ、ちょっとおそばに行って手を合わせておくか、なんだか怖いしね」とそんな動機で近くに行ってみました。

 するとですね!不思議なことに優しいお顔になるのです。えええーっ!と何回も見直しました。
まじまじと見つめますが見間違いではなく、柔和なお顔になっているのです。
 遠くからでは気づきませんでしたが、至近距離で見ると横にも顔がついています。ああ、それで三面大黒天ってお名前なのね、とわかりました。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板