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「まじめな話」の板

900トキ:2013/05/23(木) 21:12:16
 先日、NHKスペシャルで「ガン」の特集をしていました。

 恐竜にもガンがあったといいますが、細胞が単細胞から多細胞になると、必然的に「ガン」になる可能性が増えます。
しかし、人類の進化がガンになる可能性を高めた、という話は興味深い内容でした。人類は進化の代償として、ガンに
なりやすい体質になったということみたいです。

 確かに、ミドリムシやゾウリムシがガンになったという話は聞いた事がありません。

 ガンと言えば、総裁が、かって「人間は地球のガンである」という発言があります。断っておきますが、私は、この発言
を直接、総裁の口からは聞いた事がありません。(ただ、某理事さんが、総裁の言葉として紹介されたのは聞いた事はありま
す。)

 つまり、NHKスペシャルの説明は、一種の「原罪」ともいう発想でいるみたいです。人間は進化してしまった。もう、
今更、単細胞には戻れない。だから、ガンと共存するしかない、という発想です。それをパラレルに考えると、例えば、
総裁が人間が地球のガンだと、もし、発言をしたのなら、同様の発想かもしれない、という印象を受けます。つまり、文明
の発達の代償として、人間は環境を破壊してしまった、ということです。とはいえ、今更、文明以前の生活には戻れない、
だから、文明と自然との調和をする第三の道を見つけなければならない、というはなしですね。

 この発言は理解はできます。理解は出来るのですが、私はそこまで人間に失望をしていないです。現象としての人間は
確かに多くの失敗をしますが、同時に、その失敗から学ぶ知性も持っています。人類はもうそれに気がついていると感じ
ています。

 この点、総裁は、「精神論の時代は過ぎた」と言われて、森のオフィスへと行かれます。でも、宗教家は精神論の世界に
留まるべきで、実践は個々人に任せるべきだと思っています。昔、イランがイスラム革命で聖職者が権力を握りましたが、
おかげで国は大混乱になりました。代々木公園にいる出稼ぎのイラン人の露天商を見ながら、やはり宗教家が慣れない事をするもの
ではないなあ、と感じたのを覚えています。

 環境破壊も、ガンも現象としてはともかく、実相としては存在はしないものです。しかし、それが現象の世界に出て来た
事は、人間に何かを教えてくれるべき存在だと思います。すると、この人類的な課題に対しては、あくまでも「精神論」で
の答えを出すのが、宗教家の任務だと思っています。


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