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「まじめな話」の板

8632CHANSON:2020/08/13(木) 14:40:09
      お盆には意味がある

 日本で毎年お盆に、あの世からこの世へ死者が帰ってくるといわれています。
残された人たちは死者を送ろ迎えするためにお供え物をしたり、私の住む京都では、
毎年8月16日に大文字山で送り火を焚いたりしています。

 実際に亡くなった方と話してみると、お盆には亡くなった人が現世に帰ってくる里帰りのような
意味があり、会いたい人がいるところへ帰っているようです。
 とはいえ、ふだんから亡くなった人に話しかけていたら、こちらの声は届きますし、
亡くなった人も私たちのふだんの様子を、あの世からみることはできます。

 ただ、お盆は亡くなった人にとって、会いたい人がいる現世へ戻れる正式な機会として
設けられているようです。
 亡くなった人の魂は、お盆にお墓に戻ってくるのか、仏壇にくるのか。これは先ほどの亡くなった人に
近いのはどこかという質問と同じで、場所は関係ありません。会いたい人がいる場所に戻ってきます。

 ふだんから離れて住んでいる親子や遠くに離れている親戚が集まる場合、故人たちにとっては会いたいと思う人が
1ヵ所に集まってくれることになり、より喜ばれるでしょう。
 生きている側にとっては、ふだんはなかなか会えない家族が集まって、先祖に感謝の気持ちを伝えられる。
そういう意味合いがあるのだと思います。また、生きている人がお盆の準備をできなかったり、お墓まで行けなかったりしても、
亡くなった方は帰ってきています。

 お坊さんを呼んでお経をあげてもらうことが叶わなかったとしても、お盆のどこかできちんと手を合わせ、故人を思ったり先祖に感謝することを
してみてください。その気持ちのほうが大切だと思います。

 
  『亡くなった人と話しませんか』 サトミ 著


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