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「まじめな話」の板

8379トンチンカン信徒:2019/04/09(火) 10:14:20
〜上記のつづき〜


1.1.菩薩の名の由来
「菩薩」とは、本来サンスクリットの「ボーディ・サットヴァ」の音写で、「菩提を求める衆生」の意であり、十界では上位である四聖(仏・菩薩・縁覚・声聞)の一つだが、妙見菩薩は他のインド由来の菩薩とは異なり、中国の星宿思想から北極星を神格化したものであることから、形式上の名称は菩薩でありながら実質は大黒天や毘沙門天・弁才天と同じ天部に分類されている。
道教に由来する古代中国の思想では、北極星(北辰とも言う)は天帝(天皇大帝)と見なされた。これに仏教思想が流入して「菩薩」の名が付けられ、妙見菩薩と称するようになった。「妙見」とは「優れた視力」の意で、善悪や真理をよく見通す者ということである。七仏八菩薩所説大陀羅尼神呪経には「我れ、北辰菩薩にして名づけて妙見という。今、神呪を説きて諸の国土を擁護せんと欲す」とある。


1.概要
1.1.菩薩の名の由来
「菩薩」とは、本来サンスクリットの「ボーディ・サットヴァ」の音写で、「菩提を求める衆生」の意であり、十界では上位である四聖(仏・菩薩・縁覚・声聞)の一つだが、妙見菩薩は他のインド由来の菩薩とは異なり、中国の星宿思想から北極星を神格化したものであることから、形式上の名称は菩薩でありながら実質は大黒天や毘沙門天・弁才天と同じ天部に分類されている。
道教に由来する古代中国の思想では、北極星(北辰とも言う)は天帝(天皇大帝)と見なされた。これに仏教思想が流入して「菩薩」の名が付けられ、妙見菩薩と称するようになった。「妙見」とは「優れた視力」の意で、善悪や真理をよく見通す者ということである。七仏八菩薩所説大陀羅尼神呪経には「我れ、北辰菩薩にして名づけて妙見という。今、神呪を説きて諸の国土を擁護せんと欲す」とある。


また、中世においては千葉氏や九戸氏が妙見菩薩を一族の守り神としており、千葉氏の氏神とされる千葉市にある千葉神社では今日でも妙見菩薩と同一と見なされている天之御中主神を祭神としている。これは、明治維新の際の神仏分離令によって、「菩薩」を公然と祀れなくなってしまった為に採られた措置である。
同様の経緯による神社化は、岩手県奥州市にある日高神社や九戸氏の氏神とされている岩手県九戸郡にある九戸神社、大阪府の星田妙見宮、秩父市の秩父神社、千葉県君津市の人見神社、埼玉県飯能市の喜多川神社、茨城県龍ケ崎市の星宮神社および我野神社(あがのじんじゃ)の例など多数ある。
なお、千葉神社(かつての「千葉妙見宮」)は源頼朝から崇拝を受けたほか、日蓮も重んじた。また、日蓮宗の中山門流の檀越であった千葉氏が妙見菩薩を一族の守護神に位置付けていたこともあり、この縁により妙見菩薩が日蓮宗寺院に祀られることが多い。


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