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「まじめな話」の板

8263蒼天の實相:2019/02/01(金) 16:38:01
〜六師外道〜

※ヴーガンに、繋がる、仏教とは違う教え。


1.パーリ経典に登場する六師とその思想
アジタ・ケーサカンバリン(Ajita Kesakambalin 阿耆多翅舎欽婆羅) - 順世派および後世のチャールヴァーカ(Carvaka)の祖。唯物論:幸福に生きよ、死すればすべて無くなるのだから[1]。人間は地・水・火・風の4元素から成ると考えた。
パクダ・カッチャーヤナ(Pakudha Kaccayana 迦羅鳩駄迦旃延) - 不変論(永遠論):物質、喜び、痛み、魂は永遠であり、それらに相互作用はない[1]。七要素説(地・水・火・風・苦・楽および命)。
プーラナ・カッサパ(Purana Kassapa 不蘭那(不蘭)迦葉)) - 道徳否定論者:善行や悪行をおこなうことで、報酬を得ることも罰が与えられることも否定する[1]。悪業というものもなければ、悪業の果報もない。善業というものもなければ、善業の果報もないという考え。
マッカリ・ゴーサーラ(Makkhali Gosala 末迦梨瞿舎利) - 裸形托鉢教団アージーヴィカ教(邪命外道)の祖。決定論者(宿命論):私たちは無力であり、苦しみは前もって定められていたものである[1]。
サンジャヤ・ベーラッティプッタ(Sanjaya Belatthiputta 刪闍耶毘羅胝子) - 不可知論:私はそうは考えない。そうとも、その他の方法も考えない。間違っているのか、間違ってはいないのかも考えない。判断の放棄[1]。
マハーヴィーラ(ニガンタ・ナータプッタ Nigantha Nataputta 尼乾陀若提子、本名ヴァルダマーナ) - ジャイナ教の開祖。戒律主義:全ての邪悪を避け、浄化し、祝福せよ[1][2]。相対論者。



2.仏教外の視点
なお、「六師外道」というのはあくまで仏教側からの表現であり他宗では、異なった視点で区別しており、結果として同一の思想家が全く異なった位置づけになっている場合がある。例えばヒンドゥー教においては、仏教も含めたこれらヴェーダの権威を否定する諸派閥を、そのなかでもとりわけ仏教とジャイナ教のほうを「ナースティカ」(非正統派, 異端)と呼び、それに対し六派哲学(シャド・ダルシャナ)を「アースティカ」(正統派)と呼び区別している。
また、例えばジャイナ教の信者から見ればマハーヴィーラ(尊称。本名ヴァルダマーナ)は外道ではなく、あくまで開祖である。


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