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「まじめな話」の板

7629蒼天の實相:2018/10/31(水) 19:33:25
>>7628
〜天地の掟〜

2.平等主義社会幻想
アフリカの狩猟採集民ブッシュマンやピグミーには広汎な分配な習慣が認められてきた。彼らは食料を獲得してから消費するまで何度も何度も分配が繰りかえされる。この様式を支えているのはマーシャル・サーリンズが指摘した一般的互酬性の原則である[2]が、彼らの中で生じる分配は権威を発生させるものではない[3]。ブッシュマンのサンの場合、優秀なハンターは大量に捕獲した後は狩りにでないようにし供給そのものを減らし、分配される側にまわる。さらにハンターや獲物の所有者に対して節制が求められ、分配による威信獲得の機会を縮小される。また互いに矢[4]を交換することで、獲得した獲物の所有者を分散させている。つまり、サーリンズが指摘したような、所有に対する欲望がないから平等な分配が起きている[2]のではなく、日常の中から常に威信を平準化するプロセスが働くことで平等な関係が達成されている[5]。


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