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「まじめな話」の板

6611「考える」管理人◇日野:2018/05/03(木) 22:50:18
生長の家や立正佼成会が近年の総選挙で分裂気味になってしまっているのは、「反自民」と「右翼・保守」の双方を明確に掲げる政党が存在しないからである。
例えてみると、ヴィーガン(完全菜食主義者)の人間に「腐った菜食料理」と「肉食料理」のどちらを食べるのかを迫るような状態になっている、ということだ。
宗教家に限らず、多くの右翼の人間は「腐った右翼」か「左翼が混ざった政治屋」の二者択一に戸惑っているのではないか?
最近、日本だけでなく世界で「右翼」の基準がおかしくなっている。
例えば、ドナルド・トランプを「右翼」という者がいるが、彼は堕胎推奨派の団体を支援している。アメリカでは堕胎をめぐる論争が左右の大きな基準になっているのだが、それが通用しなくなっている。
ここで「右翼」と「左翼」の再定義が必要となって来るだろう。
右翼は「近代国家を否定する立場」で、左翼は「近代国家を通過点とする立場」である。
つまり、右翼は前近代・反近代的なものに「理想」を見出すため、しばしば復古主義的な主張を行う。
一方、左翼はマルクス主義の階級国家論に代表されるように近代国家を人類の発展段階の一つと捉え、それをさらに発展させると理想の社会が実現すると考える。
ところが、最近の右翼は「反左翼」が目的化してしまい、気が付いたら「腐った近代国家」を死守してしまっている。
生長の家や立正佼成会は宗教団体であるから、そのような「腐った近代国家」に未練などない。生長の家でいうと谷口雅春先生、立正佼成会で言うと日蓮聖人は「近代国家」の枠に収まるような小さい存在ではないのだ。
しかし、一般の信徒の中には「近代国家」というものを無条件に肯定し、かつ「宗教を否定する左翼は悪いやつらだ」という程度の感覚で「反左翼」になっている者も多いだろう。
そう言う信徒は、自分たちが「反左翼」である以上に「反右翼」となっていることに気付いていないのだ。

https://www.facebook.com/tomoki.hino.5/posts/1132094050254038


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