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「まじめな話」の板

1762閲覧者99:2013/09/06(金) 17:57:55
    目の前のできごとに一喜一憂しない

 「人間万事塞翁が馬」ということわざがあります。人生で、幸せと不幸は予測しにくいことだ。
「いい」と思ったことがあとで不幸の原因になることもあるし、逆に、いやだと思ったことがのちに幸せにつながることもある。
という意味です。

 このことわざは中国から伝わったもので、「目の前のできごとに一喜一憂するのはやめなさい」という教訓も含まれているようです。
私たちは、いやなことが起きると、「運が悪いなあ」「なんてツイいていないんだろう・・・」
「もうダメだ・・・」などと、マイナスの発想をしてしまいがちです。

 しかし、心を落ち着かせて、「このできごとがあとになって、いいことに変わるかもしれない」とプラスの発想をすれば、気持ちは明るくなります。
和代さん(仮名・28歳)は、どこへ行くにも自転車で移動することを習慣にしていました。
ある日、友達から仕事のあと食事に行こうと誘われて、快く返事をしましたが、いざ仕事が終わって目的地に向かおうとしたとき、自転車のタイヤがパンクしていることに
気づきました。

 最初は、「この前、メンテナンスしたばかりなのに・・・ツイてないなあ」と思いましたが、「でも、出発前にパンクが見つかって良かった!途中でパンクしたときのほうが大変だから」と
気を取り直して、電車で目的地に向かいました。すると、先に着いていた友達がこう言うのです。
「良かったわ、電車で来てくれて!さっき、近くで大きな衝突事故があったの。もし自転車に乗っていたら、巻き込まれていたかもしれないよ」

 和代さんは、自転車のパンクが原因で、自分の命を守ることができたのかもしれません。
このように悲しんだり怒ったりしたできごとが、幸運のきっかけになることもあるのです。

『花を咲かせる100のルール』 植西 聡 著


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