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【ひとりごと板】

7351アクエリアン:2019/03/30(土) 07:07:00
著者がこの“透視”において用いたキーワードを3つあげるならば、それは以下のワードにちがいない:1)『反日の構造』、2)『戦後レジーム』、そして3)『天皇陛下』である。順を追って俯瞰していきたい:

1)『反日の構造』:まず、大東亜戦争後(1945年)から1970年代までは、「特定アジア」諸国(支那、南北朝鮮)との関係は、比較的、安定していたと著者は言う。しかしながら、80年代初頭の宮沢政権の「近隣諸国条項」がジャブを、そして1985年の中曽根康弘元首相が支那の盟友胡耀邦を失脚させないための配慮の結果とされる「靖国神社参拝見送り」が強烈なカウンターパンチとなり、一挙に、“日本の良識”がノックダウンされて『反日の構造』が強大なものになっていく過程が、本書では見事なまでに喝破されている。あたかも、「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根元首相によってカウンターが放たれてしまったというのは、なんとも皮肉としかいいようがない。歴史はかくも残酷なものなのかという所感を抱くのは、レビューワーだけではあるまい


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