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【ひとりごと板】

557トキ:2012/08/13(月) 21:55:05
 信仰面での問題点は別にして、新しい経典について、組織論という観点から考えてみます。

 学生時代に某非営利系団体の役員をした経験があります。
その団体では、常に会員に対して、無記名アンケートや意識調査をしており、それを見て理事
は意思決定をしていました。組織にお金をかける姿勢は大切だな、と感じました。

 その後、自分が生長の家で活動者になったときに感じたのは、カンとか経験を重視し、組織
内部の意思決定が理論化されていないという事です。運動を永年していると、組織感覚という
ものがつき、運動についてのカンが鋭くなるので、それに頼っている部分が多いと感じました。

 例えば、教区のレベルだとそれは肯定されるべきだと思います。普段の感覚で得た経験という
のは、どんなデータよりも説得力があります。

 しかし、本部などには、こういう教区の経験とかカンは伝わりませんから、言い方は悪い
けど、「数字」しか伝わりません。経験が豊かな人だと、数字が落ちた背景がわかりますが、
そう言う人はあまりいませんから、勢い、憶測や想像で判断をするようになります。

 私が学生時代に経験した組織では、その危険性を熟知しているから、会員の意識調査も
並行して実施し、数字の裏にあるものが何であるか、という調査をしているのです。つま
り、部内の情報の収集をしているのです。

 対して、私が知る限り、生長の家が会員に対する意識調査や無記名アンケートを実施した
事はなかったと思います。それでも、昔は、本部の人間と教区の人間が飲んで本音を語りあ
ったことがあり、ある程度は教区の本音が伝わりましたが、今は、それがないので、教区の
意識が本当にはどこにあるかは本部はご存じないと思います。

 生長の家は、社会や世界についての動向の情報は必死に収集していましたが、部内情報の
収集には無頓着でした。今回の新経典の発表は、その表れだと感じました。おそらく、本部
は会員が何故、ここまで拒絶反応を示しているかを理解できないかと思います。

 こういう内部統制と内部情報の収集の不足は組織の弱点になっていると思います。
その点の改善が今後の宿題だと思います。

合掌 ありがとうございます


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