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生長の家傍流掲示板/別板1
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:
神の子様
:2021/06/20(日) 23:50:41
大学生でがんになり、闘病の様子をSNSなどで前向きに発信し続けた23歳の男性が6日、急性骨髄性白血病のため亡くなった。京都大大学院生の山口雄也さん=京都市左京区。昨夏にブログ約20本をまとめた本「『がんになって良かった』と言いたい」を出版し、大きな反響を呼んでいた。今春に受けた3回目の骨髄移植で完全介助の状態に陥るも、歩行訓練に懸命に取り組む姿を亡くなる6日前まで投稿。「生きる」ことのかけがえのなさを最後まで社会に伝え続けた。
歩行器につかまり、両脇を病棟スタッフに支えられながら一歩、また一歩と足を踏み出す。視線が見つめるのはあくまで前―。山口さんが5月31日、約9万3千人のフォロワーがいる自身のツイッターに入院先での歩行訓練を収めた動画を投稿すると、210万回超の再生があった。
「一昨日まで絶対に無理だと思っていましたが、踏ん張って5メートル以上歩けるようになりました。ここからまた距離を伸ばしていきます」。しかし、この書き込みが最後の発信になった。
山口さんは京都大工学部1年だった2016年冬、胸の胚細胞腫瘍と診断され、闘病ブログをSNSに投稿し始めた。入院生活や手術にも決してユーモアを失わず、ウイットの効いた文章や写真を相次いで掲載した。胚細胞腫瘍は手術後に治まったが、3年夏に急性リンパ性白血病を発症。治療や骨髄移植を受けながら病室で大学のリポートを夜遅くまで作成し、学業も両立。そんな姿を19年1月に京都新聞の連載記事「彩りの時代―多様性を求めて」で紹介し、インターネットにも掲載されると共感が広がった。
白血病の再々発で大学卒業は1年遅れたが、昨夏に大学院入試に合格。この4月からの入学に備えていたが、2月上旬、白血病の3度目の再発をSNSで告白した。「これまでの治療で積み重なった臓器への負担も考慮すると、移植成功率は1割未満。もうひとつの選択肢として終末期医療、緩和ケアを(医師から)提案されました」。悩み抜いた末に出した答えは移植。「必ず生き延びる」とSNSに書き込み、3月下旬に特殊な骨髄移植を受けた。
山口さんは長い闘病生活の中で、同じ病室になり亡くなった「オッチャン」やバリスタとの出会いを以前、こうつづっていた。「彼らとの出会いに影響を受けて、今の僕がいる。がんで生き残っているのは自分一人の力ではない。どんな苦しいことがあっても最後まで生き続けようという執念を持たないと、彼らに失礼だと思っている」
特殊な骨髄移植後、病室では緊急輸血を繰り返しながらも、患者の立場から見た献血の重要性などをブログで積極的に発信。「言葉には力がある。この言霊のエネルギーで闘病を乗り越えたい」と思いをつづっていた。
山口さんの告別式は6月8日、京都市北区の葬儀場で営まれた。祭壇は好きだった青色の花で包まれ、友人と出かけた海で撮影した遺影が飾られた。出棺時、3歳から11歳まで習っていたというピアノで生前弾いていた優しい調べが流され、多くの参列者の涙を誘った。
山口さんのSNSに9日、父の睦雅(むつのり)さん(59)が息子の死について投稿すると、「最後まで力強く生き抜く姿に何度も勇気をもらった」「同じ病を闘った仲間として涙が止まらない」「たくさんの人の心を動かした。献血、続けます」などと、早すぎる死を悼むコメントが相次いだ。
著書のタイトルにある「がんになって良かった」は4年以上続けた闘病ブログを象徴する言葉。がんになり気づかされた人とのつながりや、日常のかけがえのなさを表現し、連載記事でも取り上げたが、インターネットでは「強がり」「家族はがんで死んだ」と数百件の批判コメントがあった。
それに対し生前、取材に山口さんは何度も自問自答した末、こう答えてくれた。
「何度も何度も突き詰めて考えたが、本心から言えるかは、今でも分からない。生存者のバイアスがかかった意見かもしれないし、死の数秒前にそう思えたら本心かもしれない」
「ただ言えることは、日本で2人に1人ががんになる時代に、がんになることを否定するのは少しずれているのではないか。もちろん失うものも多いが、死を考えることで命や人生を見つめ直し、物事の見方が豊かになる面もある。二元化した『いい』『悪い』ではなく、葛藤も含めて前向きに受け入れられたら。そういう思いを込めて、著書のタイトルは『がんになって良かった』に『言いたい』を加えた」
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