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生長の家傍流掲示板/別板1

327初心者:2012/10/15(月) 21:42:18
さくらちゃんへ

シュタイナーは歴史の話をよくしていたということですが、そのわけは、人類の
歴史を、シュタイナーはアストラル体の流れとしてとらえていたからだといわれて
いるようです。

シュタイナーによれば、アストラル体の流れは感情の流れでもあるわけですが、
歴史というものが、そのときどきの時代を生きた人々の感情によって織りなされて
いたであろうことをおもえば、歴史をアストラル体の流れとして説明しようとする
シュタイナーの考え方を理解できないわけではありません。

そんなシュタイナーの問題意識は、歴史の実体でもあるはずのアストラル界の破壊
へと向けられます。ご存じかもしれませんが、アストラル界は人類と動物によって
共有されているといわれていますね。いまそのアストラル界が、動物にたいする
過度の虐待によって破壊され、危機的な状況を迎えつつあるということを、
シュタイナーはくり返し述べていたようです。

物質世界に生きるかぎり、人間はさまざまな困難と直面せざるを得ません。そう
した困難を回避し、軽減するために、人類は文明というものをつくりだしたわけで
すが、文明を維持し発展させるためには、自然破壊等よって動物を犠牲にすると
いう行為をどうしても避けることができなくなっているというわけです。

たとえ文明は維持されても、動物を犠牲にすればするほど、動物たちのうらみや
苦しみが蓄積されて、アストラル界は破壊されてゆきます。それはやがて、人類の
感情生活にも跳ね返ってまいります。どうすればよいのかといっても、あともどりは
できませんね。文明を捨てて原始生活へともどるという選択はないといっていい
でしょうから。

しかしこのままアストラル界を破壊しつづけたとすれば、タダではすまないという
のもわかりきったことです。どうすればいいのでしょう。自然を破壊し、動物を犠牲
にしてでも、世界の国々は、文明という溶液のなかで自国を発展させるべきなの
でしょうか。凡庸な発想ではありますが、このことが問われているのは間違いない
といっていいでしょう。

どうやら人類は、あともどりの効かないチキンランをはじめてしまったようです。
勇敢な人たちからすれば、総裁はさしずめ臆病なチキンといった役回りなのでしょう。


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