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甲野善紀 氏ツイードメモ
4
:
kikimiko
:2013/07/29(月) 19:31:32 ID:???
20120814
それにしても、何ともいえない気持ちの日々が続く。
あまり暗くなるような事をツイートするのは極力控えようと思っていると、なかなかツイートも出来ない。
ただ、本当に難しい時代だ。それだけに12日の読売新聞の編集手帖「昭和の戦争を振り返る夏。
夢をかなえられなかった時代の若者の無念を想いつつ、今は伸び伸びと自己の才能を高め、
発揮する若者たちに日の丸を打ち振る。ロンドン五輪も最終日を迎えた。」には驚いた。
あまりにも現代という困難な時代に対する認識不足に呆然とした。
確かに戦争中は、その大変さが肌身に沁みたと思う。負けたら国がなくなる恐怖も大変だったと思う。
しかし今、福島の4号機のプールの水が抜けたら敗戦どころか、この国のかなりの部分に住めなくなるのだ。
しかも、昨夜は震度5の地震が起きたばかりだ。小さな刃物ひとつも危険、危険と大騒ぎするこの国が、
その何万倍どころではない危険を内包している福島原発の収束に、国を挙げて取り組んでいるとは、
とても思えない状況だ。
「報じられなければ無かったと同じ」という感覚になりたいという気持ちも分からないではないが、
いま何よりもやらなけれならない事、国民全体が3度の飯を2度にしてもやらなければならない事が、
福島の収束ではないのか。
もし真に日本の国を思う政治家なら、例えかつては原発を大推進した自民党であっても、
とにかく4号機の収束に全力を尽せと民主党に迫るべきだと思う。消費税よりも何よりも、今はそれは最優先だ。
私が一番気に入らないのは政治家が体裁のいい事ばかり言って、国民に覚悟を求めるような事を言わないことだ。
覚悟の決まった発言を聞くことが出来たら、それはそれで随分と私の、この心の曇りも晴れるだろう。
ただ、それは現代の政治家に求める事は「木によりて魚を求む」ほど見当外れな事のようだから、
何とか自分の中で自分を変えるしかなさそうだ。
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