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「野球部グランド」板
45
:
栄える会B
:2013/09/05(木) 07:05:11
【読者からの手紙】
副総裁先生:
突然、お便りします。「理想世界」誌の11月号に掲載された「ネットワーク考⑦‶大東亜戦争″の教訓」のご文章を読んで、少し疑問に感じたことがありましたので、失礼とは思いましたが、勇気を奮ってメールを出すことにしました。
というのは、正直に言いますが、私はこの文章を読んで、「これはひょっとしたら、谷口雅春(まさはる)先生に教えていただいたこととズレがあるのではないか?」と思ったのです。また、「ズレがないにしても、これを読んだ古くからの信徒さんは、そうした疑問を持つのではないか?」と感じました。
それは、副総裁先生が、
「大東亜戦争で侵略を行ったのは日本であり、アメリカは侵略排除の側である」「かつての‶大東亜戦争″前夜に喧伝(けんでん)された『非西洋民族のための戦い』を正当化するような言論が、左右双方の論客の間から狼煙(のろし)のように立ち上ってきたことに少々驚いたからである」
「『かつて日本の戦争目的であった‶アジア民族の解放″という旗印は正しかったが、それを戦争という手段に訴えたことが大いなる過ちだった』という考え方があるようだ。このような考え方には、しかし(控えめに言っても)大変な『落し穴』があり、もっとはっきり言えば詭(き)弁(べん)にほかならない」
と書かれ、「大東亜戦争においては日本は(徹底的に) ‶邪″であり、アメリカは‶正義"を実行した国である(その意図にはやましいものはなにもなかった)」という趣旨で書かれているように読めてしまうからです。
谷口雅春先生は『我ら日本人として」の第3章で、C・ベッカー教授という人の、「歴史家は『事実』そのものを提示するのではなく、記録その他のソースから、歴史家自身が主観によって『何らかの意味づけ』をしたものである」(27ページ)という趣旨の「歴史的事実とは何か」という論文を紹介し、
「日本を辱(はず)かしめようという歴史家や思想家は太平洋戦争を侵略のための戦争であると意味づけるであろうし、そうでない思想家や歴史家は四圍(しい)の情勢がかくの如き道を選ぶより仕方がなくなった情勢に重きをおいて日本を弁護するのである」(31ページ)と書かれています。
副総裁先生に日本を辱めるなどという意図がおありなはずはありませんが、こうした谷口雅春先生の聖典を読んだ読者が、「大東亜戦争は一分の理もない侵略戦争だった」とも読める副総裁先生のご文章に接したとき、私と同じ疑問を持つのではないかと思うのです。
もちろん同書には、「神示にありますように、大東亜戦争が真に聖戦であったとか、神がはじめた戦争であったとか本当に正しい戦争であったとかということは生長の家の教(おしえ)には書いてないのであります」(150ページ)
とありますし、他の本にも日本軍の実態が皇軍とは名ばかりの暴虐無惨(ぽうぎやくむざん)な軍隊であった事実が指摘されています。
こうした、過去の日本の指導者たちの天皇陛下のお心を曲げ、戦争を拡大した数々の間違いについては、最近の総裁先生のご文章やご講話でもたびたびご指導をいただき、私もさらに勉強させられた思いで拝読、拝聴している次第です。
しかし、だからといって、西欧植民地支配の暴虐(侵略)からアジアを解放するという戦争目的のすべてが建前だけだったとは思えないのです。現象世界は光と影が交錯する世界であると教えていただいておりますが、圧倒的に闇が強くても、そのなかで生きていた日本の真姿を大事にしていきたいと思うのは、間違っていますでしょうか。
随分(ずいぶん)生意気なことを書いてしまいました。生長の家の教えに救われ、現在の仕事をさせていただくありがたさに感謝の気持でいっぱいでおります。こ無礼があるかとも思いますが、ご容赦(ようしや)をお願いする次第です。
再拝
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