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「野球部グランド」板
33
:
志恩
:2013/09/03(火) 21:17:53
米軍による絨毯爆撃は どの国際法に 違反するのでしょうか
こんにちは
太平洋戦争末期に米軍によって行われたわが国主要都市への絨毯爆撃は国際法違反であると聞いたことがありますが、具体的にはどの条約に反するのでしょうか。
▼
PENPENMAKKY
日本、イギリス、オランダ、アメリカ、フランス、イタリアで合意された空戦に関する規則案です。
第二二条[非戦闘員当に対する爆発の禁止]
普通人民若を威嚇し、軍事的性質を有しない私有財産を破壊し若しくはき損し、又は非戦闘員を損傷することを目的とする空中爆発は禁止する。
第二三条[徴発と取立金のための爆発]
現物の徴発又は取立金の支払いを規制することを目的とする空中爆発は、禁止する。
第二四条[爆撃の目的]
1 空中爆発は、軍事的目標、すなわち、その破壊はき損が明らかに軍事的利益を交戦者に与えるような目標に対して行われた場合に限り、適法となる。
2 右の爆発は、もっぱら次の目標、すなわち軍隊、軍事工作物、軍事建設物又は明らかに軍需品の製造に従事する工場であ って重要で、
公知の中枢を構成するもの、軍事上の目的に使用される交通線又は運輸線に対して行われ場合に限り、適法とする。
3 陸上軍隊の作戦行動の直近地域でない都市、町村、住宅又は建物爆発は、禁止する。第二項に掲げた目標が普通人民に対して無差別の爆発をなすのでなければ爆撃することができない位置にあ る場合には、航空機は、爆撃を避止することが必要である。
4 陸上軍隊の作戦行動の直近地域においては、都市、町村、住宅又は建物の爆撃は、兵力の集中が重大であ って、爆撃により普通人民に与える危険を考慮してもなお爆撃を正当とするのに充分であ ると推定する理由がある場合に限り、適法とする。
簡単に言えば、この規則により日本と米英蘭の間で行われる戦争では、軍事施設(駐屯地・防衛要塞・防衛陣地)、軍需工場に対する空襲は適法とされるが、民間人居住区への故意の爆撃は違法ということです。防空陣地を軍事施設と考えることは可能ですが、防空陣地のほとんどが郊外ないし重要施設にしか配置されません。
話題となる空襲ですが、重慶・武漢・南京空襲は適法となります。何故なら中国は空戦に関する規則案に合意していません。真珠湾空襲は軍事施設への攻撃であり、流れ弾が一部民間人居住区に流れただけですので適法となります。
一方の東京・大阪・名古屋・横浜など日本への都市爆撃ですが、幾つかの点で違法性があります。
1…空襲された地域のほとんどが民間人居住区である
2…周辺の工場や軍事施設がない
3…使用した爆弾は、工場を防護壁を破壊する爆弾ではなく、一般家屋を破壊する性能しか有していない爆弾である
4…攻撃適法施設には無差別爆撃でありながら榴弾(炸裂弾)で攻撃しており、焼夷弾は故意に民間人家屋を攻撃した形跡がある
ご回答ありがとうございます。
ハーグ陸戦法規とは別に空戦規則案というものがあったとは知りませんでした。絨毯爆撃は陸戦ではなく空戦なので、この規則案が該当するということですね。
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