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第2章(pp.31-43)

3YS:2012/06/18(月) 23:35:24
内容にかんする箇所で問題にしたいのは、p. 43の3行目の「本当の空」とか「本当の協和音」とか
「本当の科学」という記述ですかな。

本当の空とは、理論的には割り切れないものにたいする「経験」に基づいた「空」ということで、「本当の協和音」は全音と
半音の適度な組み合わせによる音階のことよね?
この思考法の前提になっているのは、古代・中世=本当の空、本当の協和音、現代=本当ではない(理屈上の)空、ごまかしの平均律
という図式ですよね?
つまり現代のほうの世界観が「本当ではない」というかたちで古代・中世のそれと対立しており、古代・中世こそが本当という主張が
隠されていますよね?

でも、作者さんは、p.43の真ん中ぐらいで、「おそらくわたしたちの現代世界も云々」ところで、相対主義的な立場の意義を主張しておりますよね?

となると、たしかに現代のほうが古代・中世よりも優れていたり、「本当の」事柄に近づいているとかんがえるのは一面的な解釈であるということは、むろん認めますが、
これを認めるというは、等しくおなじように、古代・中世のほうが現代よりも優れていたり、「本当の」事柄に近づいているとかんがえるのも一面的な解釈にすぎない
ということを帰結させると思うのですが・・・

没落史観でも支持しているのかしら、この作者様は・・・w
いや失礼、冗談です。


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