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第1章(pp. 4-19)

1YS:2012/06/02(土) 14:25:01
わたしの方の疑問としては・・・

一般の人々にむけて中世哲学がわかりやすい形で説明されてこなかった理由の箇所で
第一は、十分な研究がまだできていないという点が挙げられていますが、第二以降が明記
されていない点にかかわっています。
第二の理由は、「キリスト教がつくる壁」という解釈でいいのかどうか。p. 10の中央部で「何についての
書物であれ、読者にたいして不機嫌な印象をもたらす」云々の箇所が、第二の理由を説明しているとかんがえ、
こう解釈したのですが、あまり自信がないです。

この箇所でのキリスト教がもつカルト的性格という議論はおもしろかったです。
わたし自身の研究にもたぶんに重なりあうのが、その理由です。
ただ10頁の中央の箇所の、「カルト的性格というのは、(中略)行為である」という文章、これは問題的ですよね。
性格って、行為なのか・・・w
ここの文章自体、カルト的性格の定義を与えていて重要な文章なはずだからこそ、述語の箇所を丁寧に表現してもらいた
かったです。

いろいろと示唆的な内容をおおくはらんでいて、言い足りないことがたくさんありますが、それは議論が進むなかで言及
させていただきまする。

でも、最後にひとこと。
この章の最初の箇所で、修道院の生活に言及してある箇所がありましたが、そこを読んでいたらかつての院生生活がありありと想
起されました。
実際に、かれらとわれわれのあいだには世界観等のちがいがあるにせよ、似たような生活をしているひとに、ひとはなぜかくも親近感を覚えるんでしょうかね?w


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