【李白】自分の大好きな漢詩を紹介するスレ【陶淵明】

1：小魔玉＠三戦板の失地王　 ◆.c.c.k.k..：2012/04/01(日) 22:15:52: 自分の好きな漢詩を自分流に解釈して紹介しつつ、その漢詩に
まつわるエピソードや魅力などを大いに＆ﾏﾀーﾘ語りましょうｗ

さっそくオイラの大好きな漢詩を紹介しますが、
やはり漢詩を語る上で避けて通れないのが陶淵明さん！！

この方の漢詩は胸に響くどころか、人生の教本ともいえる
内容なので、オイラにとってのバイブル的存在でで大好きですｗ

陶淵明『雑詩～其の一～』
人生無根蔕　飄如陌上塵　分散逐風轉　此已非常身　
落地為兄弟　何必骨肉親　得歓當作楽　斗酒聚比鄰　
盛年不重來　一日難再晨　及時當勉励　歳月不待人　

要するに全ての人間が兄弟のようなものだ、親兄弟に
限らず嬉しい時には心ゆくまで楽しみ、酒を用意して
近所の仲間や気の知れた友人達で一緒に呑もうぜ！！
青春は二度とやって来ないし、一日に二度目の朝はない
楽しめる時に楽しまないと時間は待ってくれないよ？

てな事を淵明さんは述べていますが、やはり人生の酸いも甘いも
経験しているだけあって、確信を射てますね（　＾∀＾）ｹﾞﾗｹﾞﾗ
2：小魔玉＠三戦板の失地王　 ◆.c.c.k.k..：2012/04/04(水) 00:30:02: 次に持ってくるのは、普通だと杜甫や李白かもしれませんが
ここは少し変化球を交えて春らしい漢詩の紹介をしたいので、
唐王朝時代の詩人・岑参さんの『春夢』を一つ…

洞房昨夜春風起　遥憶美人湘江水　枕上片時春夢中　行尽江南数千里

これは詠んで字の如く、遠距離恋愛中のカップルの設定で考えると
窓を開けながら夜寝ている時に春の暖かい風が入り込んできて、
その心地善い風が遠く離れた彼女の温もりと同じ感じを抱いた
そこで彼は思った…遠く離れていても想いは一緒だって事にね（　＾∀＾）ｹﾞﾗｹﾞﾗ

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）