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観た映画の感想を綴る会

3ひろのはるお:2012/02/01(水) 00:48:21
物語は主人公エディが自分の巨根を活かしてポルノスターにのし上げるまでが前半
これだけ聞くと笑っちゃいますが、まぁ前半の作り方が上手いなーと思うのは
彼の人生における栄光部分をポンポンとハイペースで出して行くところ。
後半の転落を視聴者に強調づける前フリになってます。それから、主人公はエディなんだけど各キャラクターのストーリーをちゃんと布石としておいてる所
特に、ローラーガールのところとか。アンバーは皆の母親代わりなのに実の息子にはあえないというキャラ設定も良かった。
で、1980年のニューイヤーズイブのカウントダウンで可哀想なビルが自分の妻を射殺して自殺する。これが物語の前半と後半、「栄光」→「転落」を象徴しているんですね。物語のターニングポイント、上手い作りだ。

それから、ジャックの製作として資金を出資している「大佐」が未成年にドラッグをやらせてムショにぶち込まれてしまう。これによってジャックは資金源を失ってしまい、「ポルノ映画」で芸術性のあるエロを創作したかったのに、「ポルノビデオ」で安っぽい不本意なエロを作らなければいけなくなる。車のシーンなんかはその葛藤ぶりをバート・レイノルズが好演しています。

エディは傲慢になり、ドラッグ中毒になってしまったこともあってジャックと大ゲンカ、クビにさせられてからは一気に転落します。この凋落ぶりすらコミカルで笑えます。ドン・チードル演じるバックは登場人物のなかで唯一最初から業界から足を洗うことを考えていて、ステレオオタクw そんな彼も事業を開業するための出資金を出してもらえなかったり、ここでは苦労します。それと同時にアンバーの裁判のシーンも描かれて、まぁポルノって職業に対する偏見とか差別みたいな社会の現実が表現されます。

でも、皆の中で一番ダメダメなのはやっぱりエディ。結局、仲間と博打を打って詐欺で金を儲けようとします。それも失敗、死にかけます笑


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