したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

人工言語の集まる町

54luni ◆CcpqMQdg0A:2012/10/19(金) 09:51:59
"alna! txi te lexeeze nanna? dyussou lexeeze. anestol. mya te akali"
"anestol dyussou lexeeze. non et lein."
 赤白長衣の少女もスリッドスカートの少女もまた青年の名前が分かったようだ。
"lexeeze!"
"lexeeze!"
 名前の確認は一通り終わったようだ。
"hai, tyu et tinka mil tyu alna sen eld luut."
"hahaha. fina lein liij"
 大猫はデレデレしている。
 白猫又はその様子を生温かく見守っていた。
 言語データを参照すると、太古に栄えた群星の国の言葉に類似するパターンが多いという推測は正しいようである。[mi]は古代語における一人称単数属格が変形したものであろうことはなんとなく想像がついた。
また、[mi na:mez], [mi namei]と語形が変化していることを確認し、何らかの屈折語または膠着語であると仮定。
[mi na:mez leʃe:ze]という命題からすれば、語順はSVOに近いものなのだろうと推測できるが、
屈折語尾からすれば、SOV語順でも運用が可能である。
 伝説の殺戮者を生みだしたと、群星の国に敵視されたかの国の言葉のようにSOV V2語順である可能性も捨てきれない。
 どちらにしても根底にはSOV語順の祖語が存在し、SVO語順への過渡期にある言語であるという推測はあながち間違いではあるまい。
 大猫はデレデレとスリッドスカートの少女にじゃれつきながらも、上のような推測を瞬時に終えた。
 彼は、肉まん体型の中身が中年エロ親父のブサカワ猫ではない。

 そして、そんなことをしながら唐突に扉が開き、謎のブレザー少女が出現した。
 様子からすれば、この青年の知り合いではないかと思われる。
 何か話しているようだが、突然の状況に驚いて、細かいリスニングをする暇はなかった。
"zi na ye?"
"ti et ne?"
 猫たちは、「誰だ?」としか言いようがない。
"mya nak nik tiina! altfian sam!? tu te di rak ya! ala txi te ne!?"
 赤白長衣の少女は、驚いている。
"xante, yuus meid asm est halkan anmian?"
 スリッドスカートの少女は、初対面の人に丁寧に何かを尋ねている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板