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人工言語の集まる町
45
:
luni
◆CcpqMQdg0A
:2012/10/17(水) 12:29:25
挨拶をしてみたものの、全く通じていない。
"unii, wi mi li...."
途方に暮れる白猫又。
"ha, mi, e? nei ba' gumosopo pero po "hami"? "so" a "deo"mia?"
文脈から微妙に何かを掴みかける大猫。
"sel nusi! pe po nam so kakis. nde nopion po nam so luni. nei fue humhum?"
再度通じると思われる文を構築し話しかける大猫。
ところが、そこで扉が開いた。
赤白長衣のロリ少女と、スリッドスカートのネコ毛少女が、台車を持って入ってきた。
"tua, faax nov tixxe"
赤白長衣の少女はそう言って、宿舎の机に配膳する。
"hwaaaa, lein liij haahaa"
"nya!?"
大猫は先ほどの言語学的推理を放擲して、スリッドスカートの少女の足にすり寄った。
"uni? uniii?"
白猫又は擬人化動物汎用語で、スリッドスカートの少女に何でここにいるのか訪ねた
"unyaa, mimii nyan nyan nyann , myuuu"
国際補助語の存在意義を全否定するような猫語で返す少女。
"nnyaan."
白猫又は納得した。
要約すると、先ほどの悪臭怪物事件により、彼女が勤めていた店を含め
匂いが抜けず、店を開くどころではなくなったため、途方に暮れていたところ、
町の偉い人に、ここの食堂での職を紹介してもらったらしい。
彼女もまた被害者である。
"an na-i tintin kaf al tiiiiii"
可哀そうにと言いながら容赦のない擦りつきをする大猫であった。
食事のメニューは、硬くてしっかりした、腹もちのよさそうなパンと、
チーズ、バター、ラディッシュとレタスによく似た植物によるサラダである。
サラダには、油でいためられたエビとおぼしき者があり、
主成分がワインビネガーとおぼしきドレッシングもかかっている。
猫たちには、生魚が与えられた。
"hyahhaaaa!! yek sam a'ny!!"
"mage oda!! ya, kij oda!! umaiumaiumai......."
鮮度良好の川魚である。
飲み物には、アルコール度数が低く、糖度が高く、ブドウの繊維がかなり残っている
にごりワインが出てきた。
酒と言うより、ジュースに近い代物である。
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