ところで、アルカでいう、tin や rak のように、程度を表す汎用性の高い語句が個々の動詞に付くとどういう意味になるのか一々定めなくても良いのかと疑問に思いました。
日本語だと「よく〜する」「〜しすぎる」、英語では well や much のようなものです。
「食べ過ぎる」なら食べる量が多いことを、「よく働く」なら効率や熱心さを表します。
「よく走る」は、車なら性能を褒める表現ですが、もし人に使えば速さではなく持久力や頻度を表すかも知れません。
「少し歩く」は普通は移動距離のことですが、歩き続けた時間のことかも知れません。
普通は、時間と距離は比例するので、どちらの意味にとっても問題はありませんが、亀や巨人ではそうとも限りません。
英語の speak well は上手に話すという意味ですが、日本語で「よく喋る」と言うとお喋り、多弁のことです。