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独占板

6738シャンソン:2016/03/20(日) 19:33:26 ID:8f0ZSVKc
  人生において最も重要なことは、〝根〟につながる生き方

 「根を絶ちて枯れゆく運命つゆしらず色香を競う瓶中の花」という読み人知らずの歌があります。
花瓶の花は根を絶っているからいくら美しくてもやがて枯れていくのです。
 人生において最も重要なことは根につながる生き方であることを三〇年以上前にモラロジーによって教えられました。

 親とは親、祖先のことです。根を培えば植物は自ずから育っていきます。
親、祖先を大切にする人は、事業も発展し、人との争いもないということは、私の弁護士四十五年の経験からも言えます。

 私がいて、両親がいて、その両親にはまた親がいて、というように、祖先はずっとつながっています。
ひとりでも命の系列が欠けると、今の私はいないのです。
「恩人の系列」であり、法学博士、歴史学者、教育者であるモラロジー(道徳科学)の創建者、廣池千九郎先生はこれを「伝統」と呼んでいます。

 二十五代遡れば、三三五五万四四三二人、三十代では一0億七三七四万一八二四人の人間がいるのです。
私たちが存在するのは、先人たちの苦労と犠牲の累積の結果なのです。親は、無限につながる祖先の代表であり、象徴ですから、親孝行は私恩ではなく公恩に
報いることです。親に対する不満をこぼす人がいますが、その後ろには数えきれない恩人である祖先がいることを忘れてはなりません。

 作家の吉川英治さんは次のように言っています。
「私にはもう両親はいないが、会おうと思えばいつでも会うことができる。それには、私の脈をとるのです。
私の体の中に、両親も先祖も生きてくれており、一度も切れないで続いてくれているのです」
 この言葉に出会ったとき、改めて自分の脈打つ様子を感じながら、親や先祖に感謝しました。

 私が生まれたとき、両親は心の底から喜び、あらん限りの力を注いで私を育ててくれました。
私が大病したときには「自分が代われるものなら代わりたい」と神仏に祈って看病をしてくれました。
本当に温かく私を見守ってくれていたのです。

 両親はもうこの世にはいませんが、いつだって私を見守っていてくれると信じ、日々感謝とお詫びを申しあげています。

 『ベテラン弁護士の「争わない生き方」が道を拓く』 西中務 著


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