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6701
:
シャンソン
:2016/03/16(水) 12:59:27 ID:TRYRmsWw
おいしいりんごを食べるだけでなく、皆のために増やす生き方をする
中学校の卒業式で、校長先生がしてくださった話で、とても印象に残っていることがあります。
何十年も前の話ですが、あまりに印象深く、ずっと覚えていました。
最近、平塚益徳さんの本を読み、平塚さんが十九歳のときお坊さんから聞いた話として似たようなお話が紹介されていました。
細かいストーリーや表現は違いましたが、きっと言いたいことは同じなのだと、改めて鮮明に校長先生の訓話を思い出しました。
どなたにでもわかりやすい話だと思うのでご紹介します。
「人間はいろんな生き方ができます。おいしいりんごばかり探して食べてしまう人もいれば、欲張ってかき集めて家にためこんで腐らせてしまう人もいます。
あとに残ったまずいりんごばかりを食べて、文句を言う人もいます。また、熟したりんごが木から落ちてきて頭にぶつかってしまうこともありますが、それを痛いと嘆く人もいれば、
新しいりんごを見つけたと喜ぶ人もいます。どんな生き方を君たちは選びますか?私は、りんごをおいしく食べるだけではなくて、おいしいりんごを増やす生き方、つまりおいしいりんごをたくさん作り、
皆さんに食べていただく生き方を、ぜひ君たちにしてもらいたいと思います」
こんな訓話でした。私たちのまわりにも、文句ばかり言う人や、嘆いてばかりいる人、自分さえもよければいいという行動をする人、すべてに感謝してありがたく受け取る人などさまざまな人がいます。
感謝しておいしくいただくことも大切ですが、おいしいりんごをたくさん作り、新鮮なまま社会に送りだすことが一番大切なのではないでしょうか。
せっかくこの世に生まれてきたのですから、与えられたものをただ受け取るというような受け身の生き方ではなく、社会のため、人のために尽くし、喜んでいただける生き方をしたいものだと私は思っています。
石川洋さんの「偉い人にならなくてもよい。人のお役に立つ人間になろう」という言葉を思い出しました。
『ベテラン弁護士の「争わない生き方」が道を拓く』 西中務 著
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