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独占板

5185シャンソン:2015/11/17(火) 19:42:05 ID:toqpE2ZM
>>5184

 エア・ドゥで機長を務めていた前田仁氏は『航空情報』二〇〇一年十月号において、こんなテロリストらに対し、いくつかの面白い問いを投げかけている。前田氏はまず、「テロリストたちは事前に航空券を予約していたはずだが、計画の段階で
当日の天候や雨や雲が低く垂れこめる可能性があったことは考慮していたのだろうか」という点を指摘している。もし、当日が大雨や濃い雲のせいで視程障害が生じた場合は「プロでも目標まで飛行することはできない」(前田氏)という状態になるからである。
ニューヨークのツインタワーに衝突した二機は、いずれもボストンを離陸していたことが明らかになっているが、前田氏はこれに対しても、「ボストン、ニューヨークの距離は、三〇〇キロ(東京〜名古屋)ほどあり、VFR(有視界飛行方式)で飛行するのは至難の技である。
遠距離の高高度から手動でWTC(世界貿易センタービル)へ迷わず進入してゆくことは、プロの機長でも困難である。また、高度の処理も難しく、少々の訓練では大型機をコントロールできない」

 と指摘している。また、ボーイング767型機の操縦がいかに難しいかと指摘したうえで、「今回のハイジャック&自縛テロ事件の犯人たちの操縦技術には、事前にかなりの訓練が行われていたと思われる」という推測を行なっているが、さすがにプロの知見には説得力がある。
つまりこれらのテロリストたちは、長年、自分たちのリーダーであるオサマ・ビン・ラディンとアルカイダを血眼で追いかけていたCIAや国防情報局(DIA)、連邦捜査局(FBI)など、様々な情報機関や治安機関の強力なスパイ網や捜査網にいっさい引っかかることなく、二〇〇一年九月十一日には、
アメリカ空軍の防空システムが「オフ」になることを知り尽くし、かつ当日の天候が目視飛行を可能とする「晴れ」であることに確信を持って航空券の予約を行い、空港における様々なセキュリティ・チェックをやすやすと通り抜け、空中で同時に飛ぶ四機を同時にハイジャックした。

 そして、彼らはアメリカ国内の航空学校で「小型機」の操縦を学んだだけの技量にもかかわらず、アラビア語のフライト・マニュアルなしでボーイング767型機や757型機を見事に操縦し、有視界飛行で数百キロも飛行し、戦闘機や地対空ミサイルなどからいっさいの迎撃を受けることもなく、高高度から目視で
遠方のツインタワーやペンダコンを確認し、そこまで上手に降下しながら、時速八〇〇キロほどの高速のままで目標に衝突したというわけだ。
とくに、ペンダコンに激突した一機は、その動きをレーダー画面上で捉えていた民間のベテラン管制官でさえ、「軍の戦闘機と見紛うばかりのスピードと機動性」(『ワシントン・ポスト』二〇〇一年九月十日付)を持って目標に向かい、新幹線の数倍にあたる時速八〇〇キロ強という巡航速度のまま、街灯や街路樹も多くあるなか、
地上スレスレの「三メートルから十五メートル」の高度(アメリカ政府の報告書による)でペンダコンに突進し、その地上階に衝突したのだという(ビル・ホワイトハウス著『Framing9/11』二四六ページ)。

 当時、ペンダコンに衝突した機をレーダーで追いかけていたダラスの管制官の一人、ダニエル・オブライエン氏は、二〇〇一年十月二四日に放映されたABCニュース番組『20/20』のなかで、「あのスピードと機動力、あの旋回の仕方から、当時、レーダー室にいた私たち経験のある航空管制官らは皆、あれを軍用機だと思いました。757型機を
あのように飛ばすことはあり得ませんと述べている。これらのハイジャック犯は、まさに「神業」の飛行技術と「強力な諜報ネットワーク」、そして「強運」という三つの「完璧な要素」に恵まれていたわけだ。つまり、彼らは普通なら、どう考えても「あり得ない」ことをやってのけたということである。

 『なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか』 丸谷元人 著


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