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独占板
5183
:
シャンソン
:2015/11/17(火) 19:28:41 ID:toqpE2ZM
テロリストが持っていた「神業」の操縦技術
ここで「イスラム国」の話から少し離れて、そもそも世界各国が今日のように
イスラム過激派なるものの凄まじい脅威にさらされ、本格的に対峙するきっかけとなった
「対テロ戦争」について言及してみたい。
今ではすっかり定着した感のある「対テロ戦争」とは、二〇〇一年九月十一日、ニューヨークで
発生した同時多発テロから本格的に始まった。このとき、オサマ・ビン・ラディン率いる「アルカイダ」という
テロ組織がアメリカの複数の民間機をハイジャックし、二機が、当時にニューヨークにあった世界貿易センタービル・ツインタワーに
激突し、一機がワシントンの国防総省ビルに激突、さらに一機はピッツバーグ郊外で墜落した。
私は当時、溜池山王のアメリカ大使館にほど近いところにある翻訳会社で働いており、同時多発テロが発生したときには、仕事帰りのついでに
品川区旗の台付近のラーメン屋で縮れた麺をすすっている最中であった。「NHKニュース」の中継に映される世界貿易センタービルに二機目の飛行機が
突入する光景を見て、「大変なことが起こったな」と思ったが、同時に、真っ先に頭の中に浮んだのは、「いったい、アメリカ空軍は何をしているのだろうか?」
ということであった。
複数もの飛行機がハイジャックされ、ニューヨークやワシントン付近をグルグル飛び回っているというのに、なず術もなく次々に「体当たり攻撃」を許している。
日本であれば、仮に羽田か成田を飛び立った飛行機がハイジャックされて飛行コースから外れ、あるいは管制官からの応答に答えなければ、すぐに航空自衛隊に連絡が行くはずだ。
そうすれば、百里基地の戦闘機隊にスクランブル命令がかかるだろう。世界最高レベルの技術を持つ日本の戦闘パイロットたちなら、スクランブル発令からわずか数分でF-15J戦闘機を
離陸させ、これまた腕のよい地上の迎撃管制官の的確な指示に従って、間違いなくそのさらに数分以内には、東京湾周辺をグルグル飛び回るハイジャック機のそばにピッタリと付いていたに違いない。
にもかかわらず、このときのアメリカ空軍はほとんど何もしなかった。
あとで調べたところ、実はニューヨークとワシントンの間にあるニュージャージー州(アトランティック・シティ)の基地からはF-16C戦闘機三機が、また、マサチューセッツ州からはF-15戦闘機二機が
スクランブルし、それらのハイジャック機を追いかけはしたそうだが、いずれも間に合わなかったようだ。
それにしても、なぜこのときのアメリカ空軍は迅速に対応できなかったのだろうか。いろいろと調べてみると、非常に興味深い事実がいくつも浮かんでくる。
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