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独占板
4439
:
シャンソン
:2015/09/23(水) 09:33:35 ID:Y6PFrFN2
参道を歩くことから、神様に祈るための準備は始まっている
鳥居をくぐってから、参道が延々と続く神社があいます。この参道は心を整える格好の道程となります。
神様の前に立つときには、心が清らかでなければなりません。たしかに神聖な心持ちで参拝される方もいらっしゃいますが、
中には心穏やかならぬ状態で神様を頼って訪れる方もいなくはありません。
イライラしていたり、カリカリしたまま手を合わせたりするのではせっかくの参拝も台無しです。
そんな方の心を鎮める仕掛けが神社にはたくさんあります。例えば、参道に敷かれた玉砂利もそのひとつで、足下でザクザクと鳴る音には心を鎮める効果があります。
鬱蒼と生い茂る木々は五感をなだめ、感性を研ぎ澄まさせます。
そのほかにも、鳥居が二つ三つとあったり、穏やかな坂道の上り下りがあったり、中には山の山の頂にお社を構え、そこにたどり着くまでに幾段もの階段を登らなければならない神社もあります。
長い参道を歩むうちに心を整え、清らかな心で詣でるようにと考えられた道のりです。
一方、都会では参道にあまり奥行きのない神社があります。そんな場合神社では、一歩一歩を大事に踏みしめて歩いてみてください。
次第に心が穏やかになるはずです。
同じ神社でも、訪れる季節や時間帯、天気や温度などによって感じることが違います。緑の美しさに身入り、風を感じ、小鳥のさえずりに心地よさを覚え、
心を鎮めて、そして、鳥居をくぐって、無心で神様の前に詣でるのです。
神様に詣でることを「神様に額(ぬか)ずく」といいます。「額ずく」とは、額がつくほど丁寧にお辞儀をすることです。
心身を清らかに整えて、神様の前に額ずく。
そして神様の力をいただく。いただくというよりも、「神様に心を寄せ、祈ることによって神々が感応される」といったほうが
より近いでしょう。参道を歩くことでその準備が自然にできるのです。
神社を訪れたら、入り口から神前までの道程をゆっくりと味わってみてください。
きっと心静かな自分を見出せるはずです。
『神様が教えてくれた幸運の習慣』 神社本庁総長 石清水八幡宮 宮司 田中恆清 著
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