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独占板

4050シャンソン:2015/08/28(金) 20:48:50 ID:ug1UhIEU
お金の問題であると理解できるか?

 著作権は知的財産権のひとつである。つまり「財産権」なのであり、基本的に
お金に関する権利である。簡単にいえば、他人が書いたり、作ったりしたものでお金儲けをした場合には、
作った人に対価を払う必要がある、という考え方である、という考え方である。
決して、コピー行為が倫理的に悪いことなので処罰する、というものではない。

 これは、著作者がどのようにしてお金を儲けるのかを考えればわかる話である。
著作者は、自分が作ったものが有名になり、顧客が対価を払って買ってくれることではじめて利益を得る。
そもそも他人が対価を払って買ってくれるようなレベルのものでなければ、利益を上げることは不可能である。

 つまり、著作者がどの程度、金銭的損失を被っているのかが最大のポイントであり、もし著作者にとって金銭的な損害が
生じていないのであれば、コピーをしていても何ら問題ないことになる。もっともこのあたりは英米法と大陸法で異なっており、
英米法では損失は金銭に特化するという考え方が徹底している。これに対して大陸法(ドイツやフランスなど)では、著作権は人格権だという概念が
強く、大陸法にならっている日本の法制度も土井陽の考え方に基づいている。

 先の大学教授は基本的に、英米法のスタンスに立って物事を考えているようである。学術論文は人類共通の財産として作成するものであり、研究者が
個人的に対価を得るためい書くものではない、という認識だ。研究者の報酬は大学や研究機関からの給料(多くは税金)で保証されているからである。したがって、
根本的な意味での著作権はないと説明しているのだ。

 先ほども述べたように、日本の著作権法には人格権侵害という概念もあり、この主張が裁判で通る保証はない。筆者も、金銭的なものが絶対だという主張したいわけでもない。
だが重要なのは、物事の基本的な理解の仕方である。アメリカでは日本のように、むやみに著作権法が適用されることはないので、著作権者が問題視しなければ、一定のコピーは許容されている。
実際、ソフトウェアや音源などの分野では、ある程度コピー商品が出回ったほうが、本体の売上が伸びることは広く知られている。要するに、本質はビジネス感覚の問題であり、バランスの問題なのである。

  『お金持ちの教科書』 加谷珪一 著


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