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独占板

3367シャンソン:2015/07/17(金) 20:48:46 ID:KDqPC4FA
美化ってなんだろう?

 日本は戦争に負け、当時の考え方や教育をほとんどと言っていいほど否定された。
いまで言えば、やりたい仕事に就いたり、自由に自分を表現する行動が、ある日突然すべて禁止される
ようなものだ。フェイスブックやブログで自分のことを表現すると、牢屋にぶち込まれる。それくらいの変化だ。

 ピンとこないかもしれないが、時代はそういう変化を実際に経験してきた。
いまの平和な時代では考えられないが、約70年前はみんな戦争をしていた。
そしてメインの空気として、開戦当初は多くの人がイケメンだったのだ。

 トメさんや特攻隊員の章で書いたが、特攻隊員は戦時中、「軍神」と呼ばれていた。
それが戦後、一変して「軍国主義の象徴」に変わった。何とも極端な話だが事実だ。
「戦争を美化するな」という言葉がある。もちろんだ。戦争を美化してはいけない。

 しかし、日本が危機にさらされたあの時期、やむを得ぬ状況の中で、大切な人を守ろうとして戦った
人たちがいたこと。そして、その精神性までもをすべて否定するのは、目の前で溺れている人を助けようと飛び込んだ人を、
「無駄死にだ」と全否定して、その行動に泥を塗りたくるのと同じことだ。

 しかし、実際に日本は、その選択をした。特攻隊の意志は戦後、否定され、泥まみれにされた。
少々、きれいにしたところで、おそらくその生き残りの人たちや、家族たちが受けた心の傷をぬぐいさることはできないだろう。

 実際に僕たちは当時の特攻隊や、家族たちの心境になることはできない。しかし、日本をつくってきた人の歴史をしっかり学び、
表現することを、ただ「美化」という言葉で片付けるのはいかがなものだろうか。
 国や特攻のことを論じると「軍国主義の復活」と恐れる声もある。しかし、それは道路から300メートル離れた田んぼの中で遊んでいる
子どもに対して、「道路が近いからここで遊んではいけません」と叫ぶのと同じだ。

 もしも、いま「国や大切な人を守る」という、当時のレベルの使命感をもっている人がたくさんいれば、学級崩壊や、汚職騒動、公共性の欠如や
親殺しなどという番組やニュースが、こんなにも毎日流れる日本にはなっていない。
 戦争、それは極端な時代だ。しかし、個人のエゴだけが暴走しているように見えるいまの時代も、ともすれば極端な時代と言わざるを得ない。極端は行き過ぎると
はじけ飛ぶ。大切なのはバランスの真ん中だ。

 日本に住む人が他の国の人と同じように、自分たちの祖先や歴史に誇りをもち、先人に恥じないように次の時代をつくっていくためにも、真実をしっかり学び、そして
人間の都合で不当に塗り立てられた泥を落とすのは、決して不当なことではない。
そこに気づき、行動していくことが次世代である僕たちの役割だ。

 『人生に迷ったら知覧に行け』 永松茂久 著


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