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独占板

3288シャンソン:2015/07/06(月) 10:27:24 ID:CnpHPBAE
  書き入れ時

 たいていの仕事、特に客をもてなす商売では、一年の内にどこかに、忙しくて大変だけれども
多くの収入を見込める時期があるもの。たとえば避暑地の土産物店ならば、七、八月がそうした期間でしょう。
最近はそうした時期のことを「シーズン」「最盛期」などと呼ぶ人が多いようですが、
もう一つ、覚えておきたい言葉が「書き入れ時」です。

「書き入れ時」とは、商人が帳簿に収入を書き入れる回数が多いとき、という意味で、
つまり収入の多い時期。収穫やお金を「掻き入れる」豪快な光景を思い描くのは間違いです。
でも、豪快さはなくとも「書き入れる」は人間の動作を表す言葉。「書き入れ時」という語は、
聞く人に、商店の人が忙しく働く様子をイメージさせるので、「シーズン」「最盛期」よりも、
その活況と賑やかさが鮮やかに伝わります。

 年ではなく、月、週のような、より短い期間について、「上旬が書き入れ時」「金曜日が書き入れ時」
といった使い方をすることもできます。

 『日本の大和言葉を美しく話す』 高橋こうじ 著


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