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本流対策室/5
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「不動明王」について
「不動明王」は、道にはずれたことをする者を恐ろしげな姿で脅し教え諭し、これに敵対する事を 力ずくで止めさせる、
外道に進もうとする者はしょっ引いて内道に戻すなど、極めて積極的な介入を行う姿である。
「不動明王」は大日如来の教令輪身とされる。煩悩を抱える 最も救い難い衆生をも 力ずくで救うために、忿怒の姿をしている。
また、密教経典によれば、不動明王とは釈迦が悟りを開いた菩提樹下の坐禅中に煩悩を焼きつくしている姿だとしている。
釈迦が成道の修行の末、悟りを開くために「我、悟りを開くまではこの場を立たず」と決心して菩提樹の下に座した時、
世界中の魔王が釈迦を挫折させようと押し寄せ、釈迦に問答を挑んだり、千人の少女に誘惑させたりしたところ、
釈迦は穏やかな表情のまま降魔の印を静かに結び、魔王群をたちまちに説破し、超力で降伏したと伝えられるが、
「不動明王」はその際の釈迦の内証を表現した姿であるとも伝えられる。
穏やかで 慈しみ溢れる 釈迦も、心の中は 護法の決意を秘めた 鬼の覚悟であったというものである。
他にも忿怒の相は、我が子を見つめる父親としての慈しみ=外面は厳しくても、内心で慈しむ父愛の姿を表現したものであると言われる。
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