したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(10000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

本流対策室/5

1506本流より転載:2013/06/03(月) 11:26:36 ID:???
>四坂島NEW (8958)
日時:2013年06月03日 (月) 00時36分
名前:汐
友人から本日伺った話です。四国愛媛県の沖合いに四坂島という島があります。

明治の折、新居浜で起こった煙害を解決しようと、住友が遥か沖合いの4つの島を埋め立て、そこで銅鉱石の精錬を行った島であります。

私共が子供の頃はこの島には住友の社員が家族ごとで住み、まことに賑やかであったそうですが、かなり以前からもう精錬は行われず、島も無人となり、住友が社員の訓練センターなどに時たま使用している、とお聞きしておりました。

最近の新聞で、この島の巨大煙突が解体されることとなったそうなのです。
明治の、しかも住友の作った煙突故、頑丈にはできているのでしょうが、海の中にポツンと立つ建造物、何かあってからではいけない、と言うことなのでしょう。
新聞記事は、近日解体、と淡々と書いておりました。


ところで、友人の話はここからなのです。

彼は県の港湾関係の担当なので、工事の状況を見ておこうとその島へ渡ったそうです。
精錬工場の廃墟ですから、殺風景なそんな現場を想像して行ったのです。

ところが島に着くと、驚いたことに、大勢の “元住人” がボランティアで来島して、皆黙々と作業のお手伝いをしていたそうです。

又、足腰の悪い年配のご婦人が (誰かがお連れしたのでしょう) 終日座ってハンカチを目に押し当てながら、その解体風景を眺めていた、と。

おそらく話を聞き、元住人達が連絡を取り合い、又おそらく会社にも了解を取り付け、大挙して舟で渡って来たのでありましょう。

それら元住民のお姿を拝見していると、私までも熱いものがこみ上げてきた、友人はそう語っておりました。

モノを物として見ない、モノの奥にある生命を見る、これ等まさに生長の家のイロハではありませんか。

四坂の島の方々は、島の煙突を決して只の生命のない無機物とは見ることができなかったのでしょう。

古きよき日本の伝統、文化はしっかり息づいているのです。

勿論彼(県職員)は、某教団の御神像撤去の事など、全く与り知らぬ筈ではあります。

島の方々の暖かさ、やさしさを感じつつ、あまりに対極にある某教団の姿勢-------

言葉がなかなか出てまいりません。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板