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Web誌友会 板/2

774復興G:2013/04/23(火) 21:44:19 ID:AB6RqYXc

>>772 :トキ様

ありがとうございます。

谷口雅春先生の教えは、「谷口雅春の教えではない。“真理の啓示者”は“實相世界”にある“神”のみなのである。」とおっしゃっています。
『實相と現象』のはしがき(これが先生の絶筆と思われ、ここに最期のご署名がされている)に、次のように記されています。

          ○

    はしがき (『實相と現象』)

 (前略)
 『生命の實相』が五十数年前に刊行されたとき、聖書型の黒革の表紙には、私の名は無かった。その後も形態は種々の変遷があったが、表紙や函の背文字には、「生長の家聖典」とのみ記して、著者名は出さなかった。表紙の平とか扉には、いつの頃からか名が出るようになったが、携帯版の前まで、背文字は一貫して「生長の家聖典」であった。神が私をパイプとして書かしめた聖なる典籍との畏れ慎しみであった。

 『神真理を告げ給う』の冒頭には、次の如くに述べられている。

 「“わたし”は今まで多くの教祖や哲人を通して人生の意義を説いて来た。君たちのうちには熱心に真理を求めて色々の書物を読み、色々の学者の説を読み、それに基いて思索をし、既に人生の意義を知ることが出来た人もある。しかしそんな人は非常に稀であって、大抵は、自分の偏見や既成概念の中を迂路チョロしていて、悟ったつもりで實際は悟っていないか、真理なんて求めても到底得られるものではないのだという絶望感で、“聖なる求め”を放棄している人もある。そのような人たちに“私”は、今ふたたび真理を知らせてあげたい愛念によって、今此処に谷口雅春を通して真理を説こうと思うのである。」

 更に次の節には、

 「……それらの宗教教祖や碩学や大哲の中に“わたし”は宿って、人々を導くために“わたし”は書いたり、説いたりして来たのである。真理は人間の肉体から生まれて来るものでも、人間の脳細胞から生産されて来るものでもなく、實にそれらの人々に宿っている“わたし”がそれを説いているのである……。」

 「しかし“本当の教祖”というべき“真理の啓示者”は“實相世界”にある“神”のみなのである。イエス・キリストも『師というべき者は、唯ひとり天の父のみである』といっているし、谷口雅春も、“自分は教祖ではない。實相世界に生長の家の本部はある”といっているのである。」

 この“わたし”は勿論、言うまでもなく神である。

 このような文章――神の言に接する毎に、私は畏れ平伏(ひれふ)すのである。そして図り知れない神のはからい、摂理、お導きに、谷口は十二分にお応えし得たであろうか、この九十余年の生を以て些かの梅いることなくお応えし得たであろうか、と魂の打ちふるえるのを覚えるのである。そして谷口に賜った神々の大いなる恩寵に、唯々感謝合掌、悦びが、悦びの波紋が見渡す限り拡がる様を、心眼に拝するのである。

 本著作集も第四巻となり、いよいよ佳境に入った感がある。生命の實相哲学の骨格を成す唯神實相論の霊々妙々の極意を、極めて平明に、話し言葉を以て表現してある。先の海外巡錫の時よりも若い時代の著述が多いが、もとより谷口の脳髄知、谷口の力価で構えて説いたものではない。いずれもその折々に最も相応しい神々の指導助言の賜である。万般の奇瑞が続出するのも、故なしとしない。

 諸賢が本著に親しまれることにより、“聖なる求め”を放棄することなく、日に日に高きを望み、深きに入りて真理を体得せられんことを、神に代り切に切に望むものである。
    昭和六十年五月二十八日
          著者
           谷口雅春
              識す

          ○

 この先生のお言葉をかみしめて、命がけの学びをしたいと思います。


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