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Web誌友会 板/2

732復興G:2013/04/21(日) 17:19:46 ID:AB6RqYXc

<つづき>

なお、>>729

≪ 「住吉大神」は第一義の神(創造神)ではなく、第二義の神(応現神)である。ということは「現象に悪を見た神」になるのではないか。
 新羅が攻めてきて、日本が滅びるか、潰れるかというような国家の一大危機に当たっていた当時、神功皇后様は住吉大神に戦勝の祈願をなさった。≫

 ――ということに関して補足です――

 神功皇后が三韓征伐のとき住吉大神にお祈りなさった際、塩椎神(しほつちのかみ)から賜った潮干珠(しおひるのたま)と潮満珠(しおみつのたま)を出して祈られる。

 そのとき、海に潮干珠を投じられたら潮が引いて、新羅の軍艦はみな横倒しになってしまった。そこへ潮満珠を投じられたら潮が満ちて、新羅の軍艦はみな水没してしまった、ということになっています。

 この物語の意味を霊感的に解釈された谷口雅春先生のご教示が、

「三韓征伐とは、老病死の三奸(かん)の克服の象徴物語である。住吉大神(すみよしのおおかみ)が龍宮の大神であり、無量寿仏のあらわれである以上、老病死の三奸(かん)を克服せられたことは当然のことでなければならない。」

と、『生命の實相』第37巻 幸福篇上(P.48~P.50)に書かれているのであります。

三韓征伐の三韓とは老病死の三奸で、潮干珠とは、そういう悪はない、敵はないと現象を否定する言葉(魂)であり、潮満珠とは、「善のみ実在」と実相を肯定する言葉(魂)である。

ですから、質問者の

>(住吉大神は)「現象に悪を見た神」になるのではないか<

 というのは、現象に「悪はない」と否定して浄める神、というのが正しいのではないでしょうか。


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