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Web誌友会 板/2

682トキ:2013/04/19(金) 22:22:44 ID:4obc7AKc
>>681

 今、テレビを見ますと、米国で爆弾事件があり、また、それに関連していろいろな事件が起こっているみたいです。
報道によれば、犯人はチェチェン人とのことです。このチェチェン人は、旧ソ連の少数民族です。共産党時代に、
弾圧を受け、住んでいる土地を取り上げられたなどの迫害を受けました。当然、彼らは、こういう不当な迫害には
抵抗し、そのために、また、弾圧を受けるという繰り返しになりました。ソ連崩壊後は、今までの民族主義の高まり
から、とうとうソ連と戦争になりました。この戦争になった経過も不透明なものがありますが、今も争いは続いて
おります。

 もちろん、チェチェン人から見たら、ソ連に酷い弾圧を受けたので、その動機は必ずしも間違いではないのですが、
その争いが長年続いたために、ついにはマラソンの会場で無関係の市民を標的とした爆弾事件を起こすまでになった
のです。憎しみの言葉が悪い結果を生んだ事例だと思いました。

 つぎに逆の事例です。

 中国から弾圧を受けたダライラマは、アメリカで講演をしたときに、出席者のアメリカ人の学生から

「あなたは不幸ではないか? だって、王様として生まれたのに、中国に国を奪われ、王座も失い、外国で生活を
しているではないか?」と質問を受けました。その時に、ダライラマは

 「確かに、中国の武力弾圧は激しく非難されるべきだった。が、そうなったのは、チベットにも問題があったから
だ。私達は過去、あまりにも閉鎖的だった。が、今、私達は世界に向かって開かれた態度をとり、理解を得ている。
そして、大切なのは、よい言葉を使い、みんなをハッピーにする努力をしている。みんなをハッピーにしているから、その結果は、
必ず未来にはよい実を結ぶと信じている。そういう努力を今、しているから、私達は幸せなんだ。」

と答えたそうです。

 ダライラマは、ノーベル平和賞を受賞し、世界から尊敬を集めていますが、「良い言葉をつかう」という事は
谷口雅春先生がご指導をされた事であります。その意味では、谷口雅春先生も、ノーベル平和賞に相当する
と、勝手に想っています。


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