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Web誌友会 板/2

6127a hope:2016/03/07(月) 00:58:21 ID:cEpBaIdo
(つづき)

あなたはこの譬話(はなし)を読まれた瞬間に、「そうであったか。なるほど、なるほど」とお解かりになるでありましょう。

生長の家で病気治しや奇跡を宣伝するのは、病気治しそのもののために、奇跡そのもののために宣伝するのではありません。

それは「今にも焼け落ちようとしている火宅」から一切衆生を安穏の地帯に救い出さんがために、「ここまでお出(い)で、おもちゃをあげよう」と言って誘い出すための玩具(おもちゃ)なのです。

おもちゃだと言っても、ただ嘘の方便ではない。

君も体験しておるとおり、本当に病気が治るのでありますが、肉体を治したいところが、それは、百年長くて二百年すれば消えてしまうところの、「本来ない肉体」なのです。

われわれはそういう「有限の宝」を与えるために大衆を呼んでいるのではない。

猫に小判という言葉がありますが、赤ん坊に百円札をやってもありがたがらないでしょう。

「有限の肉体の癒し」や、ちょっと不思議な現象界の奇跡のごときは「永遠の生命を摑む」という真実の無限の富の前には、極めて小さなることであります。

しかし、無限の富を見せても、「赤ん坊に百円札」のような結果になるのではその赤ん坊を救うことができませんから、まず赤ん坊の欲している玩具を与えて玩具を模型として研究さすことが必要なのであります。

「赤ん坊とは」実際に病気や家庭苦に悩んでいる人の喩えでありましてこういう人たちには、「その病気や家庭苦の治る道があるからここへ来い」と言って引っぱり寄せ、その病気や家庭苦を実際に治してみせて、この模型により「三界唯心所現」の理を知らせるということにすると、その人が救われるのであります。

病気や家庭苦の顕れまたは消えるのは、これ「三界唯心所現」の一大理法「模型」すなわち「玩具」であります。

そして健康を回復し、家庭が治まるのは、これ人間仏子(または「神子」)の、一大実相の「模型」すなわち「玩具」であります。

この模型によって研究し、児童の遊戯心を利用しつつしだいに工学の蘊奥(うんおう)を極めしめれば、幼児の玩具についての経験から発達してついには多数の旅客をのせて一時間に百マイルの速力で走るような飛行船も造ることができるようになるのであります。

(つづく)


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