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Web誌友会 板/2

6067a hope:2015/12/25(金) 23:53:38 ID:cEpBaIdo
(つづき)

「生命の實相」第23巻 p154 後から4行目〜

(十二)

かく天使(てんのつかい)語り給えば――

虚空に蓬莱島(ほうらいとう)の如き理想郷実現し
島の頂(いただき)には水晶にて造られる宮殿ありて
その甍も柱も悉く水晶なり。
天使その主座に坐したまえば
天童たちその甍(いらか)を透過(つらぬ)きて天より舞い降りて
悉く天使の周囲に輪を描く。
此時いずこともなく天楽の音(ね)嚠喨(りゅうりょう)として聞え、
天童これに和し羅綾(うすもの)を流(ながれ)の如く引いて舞えば
島をめぐれる紺青の海に
ヴェニスのゴンドラ船の如き
半月の船静かに辷(すべ)りていと平和なる状態(すがた)なり。
此の時天使の声水晶宮より出でて虚空に轟(とどろ)き、
地を指(ゆびさ)して宣(のたま)わく、
『見よ、これ実相世界なり、
実相世界は父の国なり、
天国なり、
浄土なり。
父の国には住居(すまい)多し。
実相世界の住居は悉(ことごと)くこれ「生長の家」なれば
住民(すむひと)に飢えなく、
悲しみなく、
争いなく、
病なく、
万(よろず)の物ことごとく意(こころ)に従って出現し、
用足りておのずから姿を消す。
円満具足清浄微妙の世界、
これ実相世界、
これ汝らの世界、
そのほかに世界あることなし。
斯く天使の宣うとき、
天使の指(ゆびさ)し給う方を見れば
『生長の家』無数に立ち並びて
甍列をなし
炊煙(すいえん)春の霞の如く棚引きて
住民悉く鼓腹撃壌(こふくげきじょう)し、
其処はただ常楽の世界を現じたりき。(聖経終)

(略)

生長の家というのは実相世界全体を称して生長の家と申すのでありますが、その実相世界の如意円満具足清浄微妙の状態を顕現している国家、社会、家庭の一個一個がやはり生長の家であります。

よく生長の家の信徒で、実相を悟ってから欲しいものが自然に集まって来たという体験を話される方がありますが、それは環境は念の影でありますから、悟りに従って実相世界の「万(よろず)の物ことごとく意(こころ)に従って出現し、用足りておのずから姿を消す」状態が現象界に投影する結果そうなるのであります。

一切人(いっさいじん)の現象生活がそうなりました時、われらの地上生活は実相世界の影を完全に映出して、この世に地上天国が建設せられるのであります。

こえで聖経『甘露の法雨の後編『天使の言葉』の講義を終ることにいたします。
長々御清聴を煩(わずら)わしましてありがとうぞんじます。


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