したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Web誌友会 板/2

6057a hope:2015/12/15(火) 16:17:37 ID:cEpBaIdo

「生命の實相」第23巻 p120 後から3行目〜

近眼の治った、実に素晴らしい体験をもっていられる方があります。

それは川村よし子さんという双葉女学校の二年生の方なのですが、数日前道場へ来られて、御自分の目の治ったおもしろい体験談をされたのでありました。

川村よし子さんのおばさんというのが、生長の家の熱心な信徒でしたが、よし子さんが某日(あるひ)、そのおばさんの家に遊びに行かれた。

その時におばさんが、生長の家の話を、いろいろとよし子さんに話されたそうであります。

よし子さんは、五度というひどい近眼だった。

それで、目などは心に従ってどうにでも変わるものだという話を、おばさんが諄々(じゅんじゅん)と説かれて、それから「よし子さん、この『甘露の法雨』を読んでごらん」と言ってよし子さんに『甘露の法雨』を読ませられたのでありました。

ところが、その時夜は大分ふけているので、『甘露の法雨』を半分ほど読んでゆくうちに、よし子さんはとてもねむたくなってきた。

一緒に読んでいられたおばさんが、よし子さんがあまり眠そうにするのでかわいそうになってきて、「あなたはもうお休みなさい。わたしが代わって続きを読んであげますから」と言ってよし子さんを臥(ふ)せさせ、その枕元で『甘露の法雨』の後半を声高に読まれたのでありました。

しかしよし子さんは眠ってしまわず、まだ「伯母さん、実相って何に?」などと言って分からぬところを聞いていたそうです。

そして翌日目をさまして、眼鏡をかけない眼で、ふとあたりを見廻すと不思議なことにいろんなものがはっきりと見える。

川村よし子さんの近眼は・・・

(略)

・・・その朝目をさましてみると、昨日まで眼鏡なしでは全然見えなかったものが、一夜のうちに、はっきりとみえるようになっているんですね。

額の絵の菊の花やら、障子の桟から、柱にかかっている時計の針まではっきり見える、世界中が急に明るくなってきた。

よし子さんは嬉しくて嬉しくてたまらない。

さっそくと眼鏡を捨ててしまわれたのでありました。

それでその日、七月二十九日の晩、初めて本部に来られて喜んでその話を皆の前でされたのでした。

その日はちょうど、明治大帝の御崩御の日に当たるので、代々木練兵場でたくさんの花火が打ち上げられた。

ぽーッと空に上がる花火が眼鏡をはずしても、見えるようになっているのです。

ところがこれまで眼鏡をかけて花火を見ているころには、花火は直径一尺ぐらいに小さくしか見えなかった。

それで花火なんて小っぽけなもんだと思っていられたそうですが、肉眼でみると、どうしてどうして、とても大きくて立派な花火なのです。

で、「伯母さん、花火はなんて大きくて美しいものなのでしょう」とよし子さんは感嘆されたと言います。

その翌日のこと、その日はからッと晴れた実に気持ちのよい日でありました。

空は紺碧に澄み渡って一点の雲も漂っていないというような日だった。

川村さんはこれまで厚い眼鏡をかけて、そのレンズでものを凝縮して見ていられたのでしたから、空の碧色(みどりいろ)もなんだかはっきり分からない白っぽい色ばかり見えていた。

ところがその朝、肉眼で紺碧の美しく晴れ渡った空を見て、はじめて「空はなんて美しい碧色だろう」と思われたのです。

「碧色の美しい空を、わたしは今まで知らなかった。空はこんなに美しいものだったのか」と思われたということです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板