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6034a hope:2015/12/07(月) 22:08:20 ID:cEpBaIdo

「生命の實相」第23巻 p95 

(三)

汝らよ――
吾個神(ひとり)を善しという事勿れ。
形に現れたる神を讃(ほ)むること勿れ。
吾に宿る善きものは皆普遍なる神より来る。
汝ら吾が示すところの神を崇めよ。
吾を崇めよというには非ず。
吾はただ天の使なり、
吾れみずからの本性の神なることを観たれば、
吾れ汝らの本性の神なることを悟らしめん。
汝らの先ず悟らざるべからざる真理は、
『我(われ)』の本体がすべて神なることなり。

それで先程も言いましたように神はいろいろの姿をして現われる。

観世音菩薩とか普賢菩薩とか、ミカエルとかあるいはガブリエル、ケルビムというようなさまざまの姿をもって現われるのですが、その現われが自分個神(じぶんひとり)を拝めというのではない。

この一個の神の現われだけが尊いというのでもない。

われはただ使い、神の使いにすぎない。

神のみ心をとりつぐものにすぎないといっているのであります。

天の使いの本体であるところの本当の神、天地遍満、天地普遍の神こそ尊いのであります。

一個一個の神を、この神、この仏をお祀りして、どこそこの神様の御利益は実にあらたかであるとかなんとか言っているけれども、その御利益は一個の現われである個神(ひとりのかみ)から来るのではないのであって、実はその奥の、天地普遍の神から来るものなのであります。

ですからまた、生長の家へ入信して病気が治ったかといって、わたしという人間一個を拝んではならないのです。

また生長の家の役員が病家をお訪ねして真理の話をするだけで瀕死の病人が起ったからといって、その役員一個一個を崇めてはならない。

その場合のわたしとか、生長の家の役員とかいうのはこれ天の使いであって、その人が病気を治すのではないのです。

病気を治すというのは、「生命の実相」が治す。

これは本の名前ではない。

生命の絶対実相、普遍実相の神の働きなのであります。

また生長の家の役員でなくとも生長の家の真理を伝える人はみな天の使いでありますから、その人たちから「生長の家」の話を聞くと不思議に病気が治るということがよくあるのですが、よくなっても、その人々がえらいから病気がよくなるのでは決してない。

それは天地普遍の神、創造神の大いなる力が現われてきて、そうした働きをなさせ給うのであることを忘れてはならないのであります。

ですからここに現われられた一人の神、あの神、この神を崇めよというのではないのでありまして、一人、一人の神は皆天の使いなのですから、その天の使いから出る力とか言葉とかいうものは、とりも直さず天地に遍満する唯一の神から出るものであるので、その唯一の神を崇めよというのであります。

それで自分は神から出てきたものである。

そして神から伝えられたところのことをなんじらに伝えるだけのことであると、ここに繰返し述べられているのであります。


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